seminer:薬学生のためのアロマセラピーレッスン

国際薬学生連盟の交換留学プログラムで、リトアニアから日本へ来ているVilteさんと日本の薬学部の学生さんからの依頼で「薬学生のためのアロマセラピーレッスン」を開きました。

Vilteさんは叔母さまも薬剤師でご自分の薬局でホメオパシーを実践されていることから、自然療法に興味を持ったそうです。リトアニアでは伝統医療としてハーブ療法があり、主にハーブティーとして飲まれているとか。日本の学生さんは私の母校・東邦大学と武蔵野大学からの参加で、実習でハンドマッサージを行ったことがあるそうです。その時気持ちよかったいい香りについてもっと学びたいということで、下記のようなプランを考えてみました。

・「アロマセラピー」とは? :みんなのイメージと実際に活用できる症状や病気、そのケアの可能性について考えました。
・精油の活用の仕方(芳香浴、マッサージ、全身浴/部分浴、スプレー;取り扱い上の注意):精油を回して香りを試してもらいながら、こころと体に精油が作用していることを実感してもらいました。
・医療におけるアロマセラピーの活用:QOLの向上に役立てていることを臨床研究「パーキンソン病患者に対するアロマセラピーに有効性の検討」を例に挙げて見ていきました。
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このセミナーは将来医薬品の専門科になる薬学生さんに治療の選択肢としてアロマセラピーを知ってもらえたらと思いながら進めました。薬の得意分野とアロマセラピーを含む自然療法のいいところを上手く提案できる柔軟性のある薬剤師さんに育ってくれたらいいな。

ちなみにこのセミナーは全て英語で行ったため、私にもいい経験になりました。自然と英語では、分かりやすい表現や単語を選んで説明していて、日本語ではすっかり気にかけずに専門用語ばかりで話していたなと反省。

この日の参考文献は、「Aromatherapy for Health Professionals 2nd ed.」Shirley Price, Len Price著。オリジナルは約10年前に出版されていてやや古いですが、ケーススタディがたくさん載っているので参考になります。
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今日一緒に勉強した学生さんと
*インタビューの様子はこちら
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by saori_ishimaru | 2009-08-17 19:57 | Work
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