カテゴリ:Herbal Medicine( 61 )

12/10 日本ハーブ療法研究会 第5回学術集会のお知らせ

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日本ハーブ療法研究会 Japanese Society of Phytotherapy 主催の第5回学術集会が開催されます。大会テーマは「植物療法における精油」。

アロマセラピーでも利用される精油ですが、植物療法の中では使い方が違います。英国ハーブ療法では、マッサージオイルに比べると外用剤では精油をかなり高濃度に使用することがあります。マッサージオイルが全身へ塗布されるのに比べて、リニメント剤、軟膏などの外用剤では局所に用いるためです。また、香りによるリラクゼーションというよりは含有成分による効能を期待して添加しています。

ただ実際、ハーバリストの多くが、併用するボディーワークとしてアロマセラピーを学んでいるため、アロマセラピー(オイルマッサージ)と植物療法が併用されることが多々あります。私自身は、ハーブ療法アロマセラピーで精油の使い分けをしていますが、最新の研究や臨床の場ではどのように活用されているのか、興味が募ります。アロマセラピストの方も、ハーブ療法を学んでいる方にも興味があるところではないでしょうか。

この度の大会長は、林真一郎氏。大学の先輩でもある林氏に、先日、植物療法との出会いから今までの活動についてインタビューさせていただき、雑誌「MIL(ミル)73号」(2017/10/20発行)に掲載しています。こちらも合わせてどうぞ。

2017年12月10日(日)9:30~17:00
場 所  千葉県船橋市三山2-2-1
     東邦大学薬学部(習志野キャンパス) C館C101講堂
*詳細はこちら
*お申し込みは12/5まで。定員に達した場合は締め切りになるそうですので、お早めにどうぞ。

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by Saori_Ishimaru | 2017-11-15 10:27 | Herbal Medicine

herbalist: Pamela Spence

a0057830_954254.jpg6月ももう終わってしまいますが、6月といえば、ジューンブライド。日本では、梅雨のうっとうしい時期ですが、英国をはじめとするヨーロッパでは夏至の頃が晴れ渡った青い空が広がる清々しい季節です。

今月結婚式を控えているハーブ医学校の友人・Pamela Spenceが提案するEco weddingsについてお伝えします。

自然がいっぱいな中でのグリーン・ウェディングはよくありますが、ここではサステイナブルで環境にやさしいエコ・ウェディングについて書かれています。遠く飛行機に乗って運ばれてくる花々を使う代わりに、身近に野生しているハーブを使って、お料理やデコレーションをしてみましょう!という提案です。スコットランドだとエルダーフラワーをつかったエルダーシャンペンでお祝いのグラスをかわしたり、食用にもなるハーブを使って料理を彩ったりできます。

日本だと使える植物が違ってくるかもしれませんが、その季節の身近な植物を利用してステキなウェディングをコーディネートするのも素敵です。となると、やっぱりいろいろなお花も手に入りやすい初夏、6月がいいのかな。だから昔からジューンブライドなんていう言葉ができたのかもしれません。

*Pamelaは、イギリスの国営放送BBCのスコットランド局でScottish Hedgewitchというコーナーを担当していて、生活の中で活かせるハーブの利用法を紹介しています。
*前回までの掲載「Healthy hair」「Spring detox」(簡単に試せるレシピ付きです)
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by saori_ishimaru | 2011-06-30 09:45 | Herbal Medicine

緑の英和辞典

a0057830_22124292.jpg翻訳家の椎名佳代さんが、「緑の英和辞典」を作ってくださいました。ハーブに関連する英単語を集めた英和辞典です。

下記のような見出しがあって、アルファベット順に並んでいますので、使い勝手もよいです。
疾患・症状
作用
製剤
解剖・生理
科名
栽培

ハーブ関連の書籍は洋書が多いですが、読んでみてわからない単語がでてきたらぜひ役立てて欲しいです。

*緑の英和辞典のリンクはこちら

*椎名さんの翻訳本には「ハーブハンドブック」&「精油・植物油ハンドブック」などがあります。
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by saori_ishimaru | 2011-06-01 21:45 | Herbal Medicine

22nd American Herbalists Guild Symposium in Florida

今年行きたいと思っているハーブ関連のシンポジウムは‘22nd American Herbalists Guild Symposium’

日程:2011年10月21(金)〜23日(日):10月20日(木)プレ・カンファレンス
会場:フロリダ、セント・ペテルズバーグ St. Petersburg:TradeWinds Island Resort (St. Pete Beach)
*詳細はこちら(英語のみ).
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このイベントのゲスト講師陣には、私の尊敬するハーバリスト、Susun WeedやAviva Romm、Amanda McQuade Crawfordがいます。臨床に基づいたハーバリスト向けの講座が用意されていますが、その中でもSusunの「生殖器のトラブル」、Avivaの「周産期のハーブケア」、Amandaの「子どもの肥満へのアプローチ」など、既に受講したい講座をリストアップして楽しみにしています。
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by saori_ishimaru | 2011-05-23 08:01 | Herbal Medicine

ご案内:NORTH LONDON HERB WALKS & WORKSHOP

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先日紹介したロンドン在住のハーバリスト・Christopher HedleyとNon Shawが主催するハーブウォークとワークショップのご案内です。
ハーブウォークは4月から8月までロンドン又はその近郊で行われます。ワークショップは週末を利用したもので5月と10月にあります。*興味のある方は詳細をご覧下さい。
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by saori_ishimaru | 2011-04-08 09:14 | Herbal Medicine

book:「Herbal Remedies」

a0057830_1652149.jpg'Herbal Remedies'
Christopher Hedley, Non Shaw著
Parragon Book Service Ltd

英国メディカルハーバリストが家庭で簡単に作れるハーブレメディについて書いた1冊。
取り上げられているのは、とっても身近なカレンデュラやペパーミントの他、タマネギ、レモン、ジンジャーなどの食材。

レシピにはオリジナルのものの他、古いクッキングレシピ本から引用された家庭用ハーブレメディなどもあり、これらのレメディがキッチンでおばあちゃんやおかあさんによって作られて、家族のケアにつかわれていたことが想像できます。

a0057830_6175248.jpg‘どれも簡単に作れるものばかりですが、写真や詳しい解説などはないので、全くの初心者の方には、同じ著者がステップバイステップで写真とともにわかりやすく説明している以下の書籍がおすすめです。

Herbal Remedies: A practical beginner's guide to making effective remedies in the kitchen’
Christopher Hedley, Non Shaw著
Parragon Book Service Ltd

*残念ながらどちらの本も絶版ですが、英国アマゾンなどから中古本を手に入れることができます。

著者のChristopher Hedley氏。
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講義の中でも経験とアイデアの詰まったハーブレメディレシピやブレンドを習いました。講義の合間に近所を散歩しながら、ただの‘雑草’だと思っていた植物が英国では伝統的に使われているハーブであることを教えてくれたのが印象的でした。現在のメディカルハーブは世界各地から科学的な研究に基づいて厳選されたものが主流になっていますが、野生している身近な雑草を用いた伝統的なハーブを伝承している貴重な存在です。ハーブに関する民話や伝説などの知識も豊富で、そんな話も交えたハーブのお話を聞くのが毎回楽しみだったのを懐かしく思い出します。
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by saori_ishimaru | 2011-03-30 06:19 | Herbal Medicine

香港医学博物館付属植物園

a0057830_7454746.jpg香港島にある香港医学博物館付属植物園 Hong Kong Museum of Medical Scienceを訪ねました。

中環の駅から上環方面に向かってひたすら丘を上がっていくと、ごみごみしたビル街にレンガ造りの洋館が見えて来ます。この建物は1906年に設立された微生物学研究所でしたが、1996年に香港での西洋医学と中医学の両方の発展の歴史を伝える博物館として生まれ変わりました。

a0057830_815255.jpgこの博物館を囲むように薬用植物が配置され、植物園になっています。ここは香港大学中医学研究所の薬用植物見本園にもなっていて、学生さんの勉強のためにも使われています。(注:とてもステキな空間ですが、なにしろ香港のど真ん中、よくある大学付属の植物園に比べるとスケールはとっても小さいです。しかし、狭いながらも効率よく植物が配置されています。*薬草園の地図


a0057830_8134237.jpg大きく9エリアに分れています。この一角にはショウガ科の植物などが植えられていました。

a0057830_8281544.jpg植物の詳しい解説があちらこちらに配置されています。

a0057830_8192570.jpgこちらの石には「植物を植えるということは知識を養う始まり」というメッセージが!

中医学についてはぜひ博物館の展示と併せて楽しんでください。この植物園は小さな都会のオアシスです。
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by saori_ishimaru | 2010-09-15 08:26 | Herbal Medicine

Chinese Medicine Class in Hong Kong

香港政府観光局が行っている無料の文化体験クラスに参加しました。今回のテーマは「中医学 Traditional Chinese Medicine」。余仁生Eu Yan Sangというシンガポールと香港を拠点に手広くやっている中医学専門店で行われました。
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こちらが先生。中医学の基礎概念を簡単に説明した後に、標本を使ってよく使われる生薬を紹介してくれました。後半は店舗に移って、ブレンドや剤型の違いを説明。

余仁生はISO9001:2000を始めとする高いGMP基準を満たした製造部門を持っています。生薬の管理も薄層クロマトグラフィー(TLC)を使った同定や適切な加工(減毒処理など)が行われている確認をしていたり、高速クロマトグラフィー(HPLC)を使った有効成分含有の確認試験などハイテクを駆使した製品管理をしています。安全だけれど、自然のエネルギーのようなものはどこへ...と思いながら聞いていました。

クラスの後、その足で上環にある通称、薬草街へ。生薬の問屋さんが並んでいます。観光客も入りやすいこぎれいなお店もありますが、多くは麻袋に詰まった生薬が並ぶ地元の方御用達という感じのお店。店先で、生薬を乾燥させたりしているお店もあります。こんな排気ガスのすごい道ばたで天日干しされた生薬ってどうなのか。やっぱり余仁生の方がいいかな!?

店頭には、ツバメの巣などの高級素材だけでなく、大棗など食材として利用されるものまで、それぞれが4ランクくらい並んでいて、明らかにピンからキリまでの世界。比べてしまうといいものが欲しくなってしまいます。
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クラスでお話のあったトカゲ(動物生薬は弱くて、名前がわかりません)は必ずつがいで売られているそうです。
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不調になったら、お世話になってみたい中医学。先生は普段の予防にお料理にも生薬をふんだんに利用されているそうです。健康の維持と予防が大切。
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by saori_ishimaru | 2010-09-05 11:53 | Herbal Medicine

Herb Walk with Ben the Herbalist

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英国在住の恩師・Benから、Herb Walk (野生ハーブの観察会)の様子が映像で届きました。

英国では、地域住民向けに身近に育つハーブを紹介するHerb Walkを主催するハーバリストが多くいます。映像の中でBenが解説しているように、植物の名前とその由来や植物の特徴、成分や使い方などを丘や森を歩きながら説明していきます。

私が今まで参加したものの中には、簡単に活用できるように乾燥の仕方や簡単に作れるハーブを使ったシロップやハーブ酒のレシピを紹介してくれたことがあったり、その後、集めたコンフリーを使って浸出油をつくるワークショップをしたこともありました。

*BenのHerb Walkの様子はこちらから!Herb Walk with Ben Fairlight
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by saori_ishimaru | 2010-08-02 08:54 | Herbal Medicine

7/4トトラボセミナー「フィジー、カヌーピープルの薬箱 Vol.2」

来週はトトラボ主催のShioさんによるフィジーの薬用植物調査報告会に参加します。

報告会といっても堅苦しい感じではなく、フィジーのハーブをじっくり学び、味見もできるそうです。フィジーのハーブってどんなものたちなのでしょうか??また、南太平洋の楽園ハーブ・カヴァを堪能するセブセブという儀式も紹介されるそうなので楽しみにしています。

「フィジー、カヌーピープルの薬箱Vol.2 〜南太平洋ハーブ調査報告会〜」
日時:7/4(日)13:30〜15:15
会場:IID 世田谷ものづくり学校 3階2-A教室
参加費:3,000円
*詳細・お問い合わせはこちら

余談ですが、会場の世田谷ものづくり学校はアートスペースにもなっているようで、併設されているカフェもオシャレ。早めにいってブラブラするつもりです。
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by saori_ishimaru | 2010-06-25 21:20 | Herbal Medicine