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Book:「アロマセラピーで痛みとかゆみは治せる」

「アロマセラピーで痛みとかゆみは治せる」
川端一永、田水智子、吉井友季子(著)
マキノ出版

この本で紹介されている精油の使用方法は、日本アロマセラピー学会が主催になってすすめているメディカルアロマセラピーをいわれている分野です。英国ハーブ療法においてメディカルハーバリストが精油を処方する方法とほぼ同じです。この本の内容と共にハーブ療法といわゆるアロマセラピーの違いを紹介したいと思います。

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by saori_ishimaru | 2008-01-29 13:42 | Books

Training:赤十字幼児安全法支援員講習会

日本に帰国してどこに行ってもやたらに目に入ってきたのがAED(Automated External Defibrillator;自動体外式徐細動器)。私が普段使っている私鉄の駅にも1台設置されています。ところが、私はその使い方を知りません。それでは宝の持ち腐れになってしまいます。こういうことは一度練習しておくといざと言うときに役立つものなので、赤十字の講習会に行くことにしました。

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by saori_ishimaru | 2008-01-25 09:02 | Medicine

Website:エコロジカルメディスン倶楽部

ハーブショップ・グリーンフラスコエコロジカルメディスン倶楽部に仲間入りさせていただきました。
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エコロジカルメディスン倶楽部には、「ひとの健康、社会の健康、そして地球の健康を考える」という副題を掲げ、それに共感する方たちのブログが紹介されています。渡英する6年程前までグリーンフラスコでは多くのことを学ばせてもらいました。今ハーブ療法をやっていく上で大切にしている「植物療法を通して、人の健康だけでなく経済活動や環境問題にも取り組んでいける」というコンセプトは、グリーンフラスコで築かれたものです。

あの頃、グリーンフラスコの取組みからこんなことを学びました。
*ホリスティック医学:医師と代替療法家たちがチームになって患者さんの治療に当たる実践の場を見ることができ、その意味を学びました。
*フェアトレード:先進国のエゴで利益の搾取をしてはいけないことを実感しました。奇跡のハーブといわれているものにはアマゾンやアフリカなど発展途上国が原産のものも多く、搾取による資源の枯渇にも意識を向けることを学びました。
*エコな植物原料であるヘンプ:ひと昔前はヘンプの「へ」といっただけでも偏見をもたれましたが、いいものはいいと言えるようになりました。フラワーレメディーやホメオパシーもこの分類に入っていたと思います。
*バリの魅力:神秘的なもの、霊的なものや世界の伝統療法や風習に興味をもち、尊重するようになりました。

こうやって書いてみると、本当に多方面にわたって情報を発信していることが分かります。今後もエコロジカルメディスン倶楽部を通して、また新しい引き出しを増やしていきたいです。
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by saori_ishimaru | 2008-01-24 15:17 | Body&Mind

book:「医療における子どもの人権」

a0057830_814599.jpg「医療における子どもの人権」
栃木県弁護士会「医療における子どもの人権を考えるシンポジウム」実行委員会(著)
明石書店

この本のタイトルが目に入ったのは、英国で知ったホスピタル・プレイ・スペシャリスト(HPS)という仕事をふと思い出したからでした。私が住んでいたエジンバラには数少ないHPSのトレーニングコースがありました。

はじめにHPSという職業を教えてくれたのは、このコースのために留学していた牧師様だったので、私はてっきりPlay(遊ぶ)ではなくHospital Pray(祈る) Specialistだとしばらく勘違いしていました。しかし、その必要性が日本ではほとんど理解されていないことを知り、HPSの仕事やコースに興味を持つようになりました。それまで私には病気の子どもたちへの視点がありませんでした。

さて、HPSのしごとですが、

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by saori_ishimaru | 2008-01-20 08:15 | Books

Discussion: 日本における英国ハーブ療法

日本では、英国ハーブ療法はまだまだ理解されていない分野です。それは英国においてもしかり。

よく混同されるのは、アロマセラピー(芳香療法)やホメオパシー(同種療法)。この2つの療法は日本では定着してきていて、医療従事者によって医療への適用も試みられています。アロマセラピーは主に看護師、ホメオパシーは医師がリードしている印象を受けます。日本のハーブ医学である漢方が薬剤師によって進められてきた経緯もあり、ハーブ医学は主に薬剤師の手により予防医療への利用が試みられているようです。

英国ハーブ療法への大きな誤解は、医療行為であるという認識がほとんどゼロであること。事実、日本では医師法などの法的規制により、英国内で行われているような英国ハーブ医学に基づいた治療行為はできません(日本にて医師免許がない限り)。しかし、本来はリラクゼーションや民間療法を指したものではありません。

メディカルハーバリストは、医学とメディカルハーブ(薬用植物)の知識に基づき、症状や体質の緩和、改善ということを行う家庭医的な役割を担う職業です。そして、必要に応じて専門医や他のセラピストへ照会をします。治療対象は一般内科(外科、届出指定伝染病などを除く)全般に渡っています。西洋医学的な病名で言えば、アトピー、乾癬などの皮膚疾患、リウマチ、更年期障害、婦人科系通疾患、潰瘍、喘息、膀胱炎を始め、ストレス関連の不眠、うつ、慢性疲労などを治療します。西洋医学的な医薬品や他の療法と併用してハーブレメディを服用している患者も多くいます。

漢方と比較すると、分かりやすいのではないでしょうか。
漢方という理論に基づいて、漢方医は生薬(薬用植物)を用いて治療に当たります。同様に、英国ハーブ医学という理論に基づいて、メディカルハーバリストはメディカルハーブを用いて治療に当たると言い換えられます。診断は漢方で臓器名と実虚などを組み合わせて説明するように、英国ハーブ医学でもどこの臓器に滞りがあるかというような表現をします。


私が目指す英国ハーブ医学の普及には、3段階あります。
1.メディカルハーブの認知
2.ハーバルヘルスケア
3.ハーバルトリートメント

現在日本で行われているメディカルハーブを用いた試みは1と2に当たります。

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by saori_ishimaru | 2008-01-11 17:25 | Profile

profile: メディカルハーバリストになるには

英国でハーブ医学のコースを始めたいのですがという相談をよく受けます。多いのは受験を控えた高校生、薬学生から。そして、時々ハーブに興味があるというセラピストの方から。

私自身は、日本で薬学部を卒業し、短い期間でしたが漢方薬局(保険調剤、OTC薬の販売含む)とハーブショップでの経験を経ての留学でした。
現在英国留学中の日本人学生には、高校卒業とともに来た方、日本でハーブ関連の会社に勤めた経験のある方、英語教員をしていた方、美容師をしていた方などを知っています。バックグランドは様々です。私のクラスメイトには医師や看護婦、助産婦や植物学、生物学をやっていた者、各種セラピストが多くいました。

留学前の準備としては、語学力の向上と資金調達が主なものでした。
個人的な意見ですが、このコースを行うに当たってハーブの知識以上に語学力は必須です。他のコースと違って臨床実習があるため、患者さんとのコミュニケーションがとれないと何も始まりません。大学の講義は標準語で行われるため、クラスメイトの手をかりつつどうにかなりましたが、患者には移民や方言しか話さない方も多くいらっしゃいます。私は英語の勉強は大学受験用までしかやていなかったので、半年間は大学付属語学学校で学術英語、医学英語を学びました。
ハーブ医学学士のコースをカバーする奨学金制度は聞いたことがありません。また、留学生は経済的に国の補助が受けられない旨が学生ヴィザにハッキリ記載されています。バイトは週20時間までなども制限もあり、授業料や生活費への資金は十分に準備していくことをお奨めします。
また、コースを選ぶ前にイギリスで活躍されているメディカルハーバリストの方に連絡を取ったり、実際にロンドンにある2校とグラスゴーにある1校を見学に行きました。学校の雰囲気をみたり、在学生と話を聞く機会が得られ、おおいに参考になりました。


英国におけるメディカルハーバリストの養成は、英国メディカルハーバリスト協会(NIMH)により指定された大学学士のコースにて3年(イングランド)又は4年(スコットランド)をかけて行われます(2008年1月現在、英国国内で5校)。

私が行っていたThe Schottish School of Herbal Medicine (SSHM)は、4年間に渡るBSc (Hons) Herbal Medicine 学士課程ハーブ医学コースを提供しています。MSc Herbal Medicine修士課程ハーブ医学コースも併設されています。コースの内容を簡単に紹介したいと思います。

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by saori_ishimaru | 2008-01-11 16:18 | Profile

Workshop: 植物療法特別講座

東邦大学とグリーンフラスコの共催で、植物療法特別講座が、1月より6回シリーズで開かれます。(詳細はこちら)。

第1回 1月26日(土) 品質管理1:品質管理の実際と基原植物の観察
第2回 2月16日(土) 品質管理2:外部形態及び内部形態の観察と色・味・においの評価
第3回 3月15日(土) 品質管理3:薄層クロマトグラフィーによる確認試験
第4回 4月19日(土) 品質管理4:精油定量法による精油含量試験とGC-MSでの分析
第5回 5月24日(土) 製剤1:茶剤の特徴とその調製法
第6回 6月21日(土) 製剤2:チンキ剤の特徴とその調製法
各回13:00~17:00

会場は東邦大学薬学部キャンパス(習志野)で、大学内の実験設備や、薬草園、薬木園を利用しての講座になります。

私もお手伝いさせていただくことになっていますので、楽しみにしています。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
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by saori_ishimaru | 2008-01-09 16:40 | Work

training:漢方外来

昨日から毎週火曜日額田医学生物学研究所付属病院の漢方外来にて、漢方の基礎を勉強させてもらうことになりました。

漢方については全くの素人です。
学生のときに基礎理論をかじり、その後漢方薬局で少し働いた経験があるのみです。それにもかかわらず、患者さんの診察を見学しながら学ぶ機会を与えていただいたのはありがたいことです。

この病院は内科と神経内科の専門で、患者さんはこれらの科と併用してかかっている方と漢方のみを受診されている方がいらっしゃいます。また、漢方外来の他、整体、アロマセラピーの施術を受けることもでき、こちらと併用されている方もいらっしゃいます。(漢方は保険適用ですが、整体、アロマセラピーは保険外適用なので実費がかかります。)

なぜ漢方を習いたいかといえば、いろいろな角度から診察の経験を積むためもありますが、日本人にあったハーブ医学のあり方を模索中だからです。

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by saori_ishimaru | 2008-01-09 13:00 | Herbal Medicine

Calendar for 2008:ECOlogical CALENDAR

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

今年個人的に楽しみなのは、北京で開かれるオリンピック大会。
中国人の友人によると、国一丸となって楽しみに準備をしているそうです(乗馬は香港、マリン競技は青海など他の都市も会場になるとか)。大会に向けた日本人選手の様子もメディアで紹介されていますね。環境汚染や衛生管理の問題などが取り沙汰されていますが、中国と世界各国との友好が深まり、国内外にオープンになっていく機会にもなってくれるといいですよね。

その開会式は8月8日。中国では「八」は縁起がいいとされていて、お祝い事にはかかせません。その日を楽しみに大きく丸印を付けました。

その丸印を描きこんだ2008年のカレンダーは、エコロジカルカレンダーECOlogical CALENDAR。自然に囲まれたスコットランドを離れ、東京に戻ってきても自然を忘れずに毎日を過ごせるようにと選びました。
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by saori_ishimaru | 2008-01-06 09:17 | Books