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12/23 クリスマスマーケット in 奄美

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奄美で大好きなショップが大集合するうれしいイベント!
私の楽しみは、レインボーカフェのグリーンカレー、コネルの手づくりパン、カリプソのアクセサリー。クリスマスにピッタリのギフトセットも販売されます。

herbs'havenでは、
①いつものオーダーメイドハーブティーをカウンセリング付き(おひとり10分程度)で販売します。体調や飲みやすい風味のことを相談されてもいいし、ギフトの相談も受け付けます。その他、ハーブの疑問を聞いてくださいね。(50g 2,000円)

②「クリスマスのハーバルスプレー作り」ワークショップをします。
クリスマスの物語で東方の博士が幼子イエスに贈ったミルラ(没薬)、フランキンセンス(乳香)をチンキ剤やアロマティックウォーターで用意しています。風邪の予防などに使えるスプレー剤を作ります。喉にシュッシュッして使うタイプのものです。いつでも立ち寄っていただいたら、20分程で完成します。(50ml 1,500円)

ぜひ、お立ち寄りください!
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# by saori_ishimaru | 2013-12-22 21:10 | Work

herb:ローゼル Hibiscus sabdariffa

夏の終わりにローゼル Hibiscus sabdariffaの収穫をしました。日本では、ハイビスカスという名前でもよく知られているハーブです。ローゼルは、夏の盛りを過ぎた頃から、淡いピンクのお花をつけます。
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ローゼルの使用部位は咢。お花を裏から覗き込んでみると見えるこの赤い咢を使います。お花が終わり咢に隠れた種の莢が膨らんできたら、収穫のサインです。
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収穫したばかりの咢。真っ赤でツヤツヤ。夏の太陽をたくさん浴びた証です。この咢から、中心にある種の莢を取り出し、乾燥します。
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お花を見てピンときた方もいるかと思いますが、オクラと同じ仲間で、アオイ科の植物です。種の莢も、オクラのようにちょっとネバネバしています。
gardening diary:ハイビスカスの収穫もあわせてどうぞ!

ちなみにこちらが、亜熱帯から熱帯地方でみられる一般的なハイビスカス。
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ローゼルは、ハーブティーを入れると、赤い色が映えてとてもきれいです。私もハチミツに漬けたり、ジャムのように煮込んだりして、お料理にも活用しています。
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そんなローゼルをつかったステキな一品、ローゼルパイ。島のマクロビスイーツ屋さん・tsumugiさんの作です。お味は酸味と甘味がほどよく、絶品です!
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奄美でおすすめのマクロビスイーツ屋さんです。うちからは、1時間程ドライブして、海上タクシーに乗り換えて、さらに少しドライブしたところにあるので、私もなかなか食べることができません。うれしいことに郵送をしてくれます。島外への発送もしているので、ぜひ!herb:ローゼル Hibiscus sabdariffa_a0057830_208461.jpg 

tsumugi
加計呂麻島・瀬戸内町押角452-3
tel 080-5527-4910
営業時間 土・日のみ 11:00~夕方
サイト→

*マクロビオティックのスイーツ(加計呂麻島のパッションフルーツやパイナップルなどをつかったクッキー、パイなど)の他、天然酵母のパンや玄米菜食のお食事BOXなども販売しています。
*秋のおやつBOXはおいしそう!→
# by Saori_Ishimaru | 2013-10-29 21:28 | Herbs

herb: チコリー Cichorium intibus

チコリーCichorium intibus と聞いて思い浮かぶのはなんでしょう?
野菜としてのチコリー?爽健美茶に含まれる薬草?
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チコリーはひょろっとした茎に青紫色の花をつけます。やや暖かみのあるパンジーやラベンダーの紫に比べると、チコリーやボリッジはクールなイメージです。かわいらしいお花ですが、クールでハンサムなイメージもあります。
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私がチコリーを使うのは、代替コーヒーとしてです。カフェインを含まない代替コーヒーでは、タンポポ根が一番よく知られているいますが、そのタンポポと一緒にブレンドされていたり、大麦(barley)とブレンドされているものが市販されています。チコリーコーヒーに使うのは根です。お花が終わって、茎が枯れた頃に収穫します。
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作り方は簡単。1)収穫した根は泥を落とし、しっかり洗い、薄くスライスしてから乾燥させます。2)カラカラに乾燥したら、フライパンで香ばしくなるまで煎ります。3)コーヒー豆用のブレンダーで挽きます。このままでもおいしいですが、スパイスミルクコーヒー(?ティー)にしてもよいです。いつもはハチミツを足していますが、メイプルシロップもおいしいと聞きました。
ぜひ、色々試してみて下さい!
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# by Saori_Ishimaru | 2013-10-23 12:17 | Herbs

10/30〜第12期グリーンフラスコオンラインスクール「英国ハーブ医学ケーススタディ100講座」

2013年10月開講のグリーンフラスコ・オンラインスクール 第12期英国ハーブ医学ケーススタディ100講座のご案内です。

2008年秋に開講して5年に渡ってご提供してきた「英国ハーブ医学ケーススタディ100講座」でしたが、今期の募集が最後になるそうです。グリーンフラスコのサイトリニューアルに合わせて、中止されることととなりました(再開予定はあるそうですが、時期は不明だそうです...)。
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この講座で取り挙げるケース(症例)は、私自身が英国で実際に臨床実習中に診察を担当した患者さんのケースに基づいています。そのため、日本では馴染みのないハーブが取り上げられたり、また宗教や民族という背景によるライフスタイルの違いというギャップもあります。そんなところも合わせて、英国ハーブ医学を垣間みたいという方にお薦めです。

こちらの講座はオンライン講座なので、ご自分のペースで、都合のつく時間に進めていただくことができます。月に2度、10例ずつのケーススタディが更新され、まずご自身で取り組んでいただき、次回解説をみながら理解を深めていただくというものです。10例のうち3例は課題として提出していただきます。

受講に際しての必須条件はありませんが、ハーブについての基礎知識をお持ちの方が対象です。初心者の方にも取り組みやすいように、今月からグリーンフラスコ オンラインスクールで、イントロダクションに当たる「はじめての英国ハーブ医学」(毎月開催)も別途、始まりました。また、本講座中にも、一部のケースには、段階的に学べるインディケーターをつけています。

身につけたハーブの知識をどのように応用すばいいか模索している方に向いています。
1)キーワードでハーブを選んでしまう方→ホリスティックな視点でハーブを選択する練習には、ケーススタディ形式が最適です!
2)どんなハーブをブレンド/併用すれば良いのかわからない方→ハーブのブレンドは10人いれば10通りあるものです。まずはご自身で課題に取り組み、後で更新される回答例を参考に学ぶことができます。
3)ハーブをあまり使ったことがない方→ブレンド/レシピ作成を繰り返しすることで、内服・外用でのバリエーションが増えてきます。

*お問い合わせはグリーンフラスコまで
*2013年10月期は、モニター募集価格(通常の受講料から5万円割引)で受講できます。この機会お見逃しなく!
# by Saori_Ishimaru | 2013-10-01 21:00 | Work

ハーブOTC医薬品「アンチスタックス」

2013年6月に発売された、注目の日本初ハーブOTC医薬品「アンチスタックス」。

何が注目かというと、セルフメディケーションを促進しているOTC医薬品に、ハーブ製品がラインナップされた画期的な第1号なのです。OTC医薬品(一般用医薬品)は、薬局やドラッグストアにて、医師の処方箋なしで購入できる分類の医薬品です。WHO(世界保健機関)でも推奨しているセルフメディケーション、つまり自己管理による軽度な身体の不調(minor ailments)の手当ての選択肢に、伝統療法やサプリメント摂取としてだけでなく、OTC医薬品としてもハーブが仲間入りしたことになります。
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アンチスタックスは、OTC医薬品の中でも第1類医薬品に分類されていて、薬剤師が書面を用いた情報提供をした上で、販売されることが義務付けられています。これは、ハーブOTC医薬品は副作用のリスクが大きいという意味ではなく、国内において医薬品としての実績がないため、安全を期して取られている措置です。

アンチスタックスには、赤ブドウ(Vitis vinifera)葉の乾燥エキス混合物が入っていて、服用の目的は足のむくみを改善をうたっています。医薬品なので、下記の症状に当てはまる場合に、用法・用量を守って服用して下さい。
効能・効果:
軽度の静脈還流障害(静脈の血流が滞ること)による次の諸症状の改善:
足(ふくらはぎ、足首など)のむくみ、むくみに伴う足のだるさ・重さ・疲れ・つっぱり感・痛み
用法・用量:
次の1回量を1日1回、朝に水又はぬるま湯にて服用してください。
1回量 成人(20歳以上)2カプセル/20歳未満は服用しないこと
*食前・食後にかかわらず服用できます。

足のむくみやだるさは特に女性に多い症状なので、試してみたいと思った方がいらっしゃるとおもいます。むくみの原因は様々で、心臓、腎臓、肝臓などの疾患や、血管・リンパ系など障害による場合もあるので、購入の際には薬剤師によく相談して下さい。

また、アンチスタックスは小さい方の包装が40カプセル入りで約3週間服用できます。もし、3週間経っても症状に変化がない場合は、他の原因がむくみを引き起こしている可能性を考慮して、医師または薬剤師にご相談下さい。OTC薬の服用をする際は、自分で手当てできる症状なのかの見極めが大切です。
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中は、湿気を防ぐために10カプセルずつに小分けされています。また、直射日光による影響を防ぐために、カプセルはピンク色で遮光されています。ハーブ療法で用いられる他のカプセル剤同様、大きめのカプセルに詰め込まれていますが、服用には特に気になりませんでした。
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赤ブドウは、以前からハーブ療法で利用されていたハーブです。同じ植物を黒葡萄と呼ぶことが多いようです。
こちらの乾燥ハーブは、市販されている黒葡萄(Vitis vinifera)です。長野県で生産された葉をローストさせたものです。ハーブティーにすると、赤ワインを思わせる色がほんのりとつき、爽やかな酸味が広がり後味もよい飲みやすいものでした。ハーブティーとして服用した場合には、アンチスタックスと同様の効能効果が期待できるかは分かりませんが、ハーブ療法においても動脈と静脈を保護すると考えられています。

グリーンフラスコ J-Herbシリーズ 長野 黒葡萄→
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# by Saori_Ishimaru | 2013-09-04 10:08 | Herbal remedies