Training: 臨床実習 at ネピア大学

一年近くも更新なしで申し訳ありませんでした。メディカルハーバリストの総仕上げになるトレーニングや卒業論文をしていました。後1ヶ月で最後の資格認定試験です。集中しなければいけないのはわかっていますが、メディカルハーバリストとしてやりたいことのアイデアが頭を巡って心が躍ります。

今週から、エジンバラにあるネピア大学ハーブ医学コースでも臨床実習を始めました。というのも、資格認定試験は実地試験で、実際に患者さんを診察し、診断、処方を下し、質疑応答を受けると言うもので、試験前になるべく多くの臨床経験を積んでおきたいからです。

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# by saori_ishimaru | 2007-11-02 15:53 | Herbal Medicine

Herbalist: Anne MacIntyre

日本でも「妊娠と出産のハーブ医学」「女性のための自然療法」などの著作で知られているAnne McIntyreの授業がありました。

今回の科目は「アーユルヴェーダ」。インドの伝統医学で、健康と長寿のための日常生活の知恵が沢山詰まった自己治癒法でもあります。日本でもヨガと合わせて健康維持に実践している方が多いと聞いています。

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2005年に出版された新しい著書「Herbal Treatment of Children: Western and Ayurvedic Perspectives 」の内容を元に、アーユルヴェーダの基本を習いました。

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# by saori_ishimaru | 2007-01-08 19:52 | Herbal Medicine

Training: 老人ホームでのフットマッサージ

高齢者向けの施設との交流に、マッサージのボランティアしようという話が、スコットランド日本人会で持ち上がりました。とはいえ、私は経験がないので、日本に帰国した際に、老人ホームで1日ケアの様子の見学し、高齢者と接する上での注意点を教えていただきました。

私が伺ったホームでは、フットバス(足浴)とフットマッサージを冷えが強かったり、そのために便秘がちになっている方、動くことが少なくむくみがちな方を中心にリラックスを兼ねて行っていました。また体調によっては、散歩に行ったり、入浴する代わりに身体介護の一環として行うそうです。その様子を報告します。

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# by saori_ishimaru | 2006-10-12 15:37 | Body&Mind

Shop: Woodland Herbs

*2007年10月いっぱいで、こちらでの勤務は終了しました。なんと日本からわざわざ見学にいらして下さった方が4名いらっしゃいました。たくさんの方にご来店いただき、ありがとうございました*


9月から働き始めた地元のハーブショップ,Woodlandherbs
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ハーブレメディ(ハーブティー、精油、チンキ剤など)に加えて、サプリメント、自然化粧品なども備えたお店で、私が勉強しているコースの卒業生が運営しています。セラピールームも併設していて、ハーブ医学、アロマセラピー、スポーツマッサージ、指圧、鍼灸、ホメオパシー、ストーンセラピーなどの各種療法を受けることができます。

日本語でのお問い合わせの場合は、下記の勤務時間にお電話または直接お越し下さい。
火曜日 午前9時から午後1時
水曜日 午前9時から午後6時
木曜日 午後5時から9時


Wood land Herbs
100 Woodlands Road,
Glasgow G3 6HB
0141 564 3184
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# by saori_ishimaru | 2006-10-02 15:56 | Work

Botanical garden:Hortus Botanicus in アムステルダム

Hortus Botanicus Amsterdamアムステルダム植物園 (オランダ)

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オランダ、アムステルダムの市街地にある植物園Hortus Botanicus Amsterdamは、小さな都会のオアシスといった感があります。
第二次大戦中の空襲を免れ、古い町並みが残るアムステルダムを中央駅から30分くらい歩いていくと、左手にうっそうとした緑に囲まれた温室が見えてきます。

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# by saori_ishimaru | 2006-10-02 15:38 | Botanical gardens

Botanical gardens and Herb gardens

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今までに行った植物園、ハーブガーデンのリストです(すこしづつアップしていきます)。

*イギリス
(ロンドン)王立植物園キューガーデン
(ロンドン)チェルシーフィジックガーデン
(ケンブリッジ)ケンブリッジ大学付属植物園
(エジンバラ)エジンバラ王立植物園
(グラスゴー)グラスゴー植物園 
(アイオナ島、スコットランド)アイオナ修道院付属ハーブガーデン
(ジュラ島、スコットランド)

*ヨーロッパ
(アムステルダム、オランダ)アムステルダム植物園Hortus Botanicus Amsterdam
(プラハ、チェコ共和国)
(パリ、フランス)パリ第4大学付属植物園
(コペンハーゲン、デンマーク)
(フィレンチェ、イタリア)

*アフリカ
(ガーナ)Centre for Scientific Research into Plant Medicine

*アジア
(台北、台湾)台北植物園
(香港)Herboland
(香港)香港醫学博物館付属植物園
(シンガポール)シンガポール植物園Singapore Botanic Gardens
(ソウル、韓国)

*北アメリカ
(カナダ)モントリーオール植物園 JARDIN BOTANIGUE

*日本
(東京)小石川植物園
(東京)東京都神代植物公園
(東京)東京都立植物園
(千葉)東邦大学付属薬草園
(奈良)万葉植物園
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# by saori_ishimaru | 2006-10-02 02:31 | Botanical gardens

Herb garden: 修道院のハーブガーデン

Iona comunity, herb gardenアイオナ修道院ハーブガーデン (イギリス)

スコットランドの西海岸にあるアイオナ島には、6世紀に聖コロンバが設立した修道院が今もクリスチャンコミュニティiona communityとして残っています。そこでこの夏、6週間をでボランティアとして過ごしました。

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# by saori_ishimaru | 2006-09-29 13:36 | Botanical gardens

ハーブセミナーin東京: 緑の処方箋

この夏の一時帰国に併せて、東京、自由が丘のハーブショップ、グリーンフラスコでセミナーをひらくことになりました。

今回は「緑の処方箋」と題して、ハーブをつかいこなすセンスを磨くために、ブレンドと剤型の選び方を一緒に考えていきたいと思います。

第1部 「内服剤〜そのブレンド法と剤型選択のコツ〜」
茶剤(ハーブティー)やチンキ剤など内服剤として用いられる剤型について、その特徴とよく用いられるハーブについて学びます。グループワークでは、 ストレスと消化器系不調の症例についてのケーススタディを行い、適する内服剤の処方箋を作成します。
日時:7月13日(木)13:00〜14:30
 
第2部 「外用剤〜そのブレンド法と剤型選択のコツ〜」
パップ剤(湿布)やリニメント など外用剤として用いられる剤型について、その特徴とよく用いられるハーブについて学びます。グループワークでは、痛み(関節炎、頭痛)の症例についてのケーススタディを行い、適する外用剤の処方箋を作成します。
日時:7月13日(木)15:00〜16:30

それぞれ前半は剤型の特徴とそれによく使われるハーブの紹介、後半はグループワークとして臨床例を使って参加者に実際に処方箋を作ってもらいます。仕上げにグループごとのアイデアを交換し合ってもらいます。処方箋には正しい答えはないので、他の人のアイデアを聞くことで、自分の知識やものの見方を広げて行くことが目的です。ハーブについての知識がある程度ある方が楽しめるかと思います。

興味のある方はぜひいらしてください。
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# by saori_ishimaru | 2006-05-26 20:05 | Work

Messege: 夏至の夜に


後1ヶ月もすると、1年で1番陽の長い夏至がやってきます。今年は6月21日です。

ここエジンバラでは,既に朝5時から夜10時まで空が明るく、遅寝、早起きの日が続いていますが、夏至の日には夜11時頃まで明るいのです。

去年の夏は、フィンランドの北、北極圏内に位置するロバニエミで夏至を過ごしました。一晩中太陽が顔を出している白夜を経験することができました。お月様を眺めることはあっても、太陽をじっくり眺めたのはなかなかないこと。

日本でも、日が一番長いこの日をろうそくの明かりをともして、のんびりすごしてみませんか( 1000000人のキャンドルナイト )。イギリスでは、夜になるとよく、ろうそくをともします。薄明かりの中で、食事をしたり、お話ししたり、フラットメイトとトランプもよくしました。道を歩いていて外からこのろうそくの明かりが漏れるのを見るのも,なんだかほっとします。
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# by saori_ishimaru | 2006-05-26 19:26 | Body&Mind

投稿:aromatopia76号

今月発行のアロマセラピーとハーブ療法の専門誌、aromatopia76号に,「英国ハーブ医学、留学レポート」と題して投稿させていただきました。

内容は、私の通っている The Scottish School of Herbal Medicineのカリキュラムや授業の様子と前回日本に帰国したときにおこなったセミナー「Listen to Herb」で扱ったハーブティスティングを紹介しています。

現在、イギリス国内でハーブ医学を学べる大学のコースはいくつかありますが、私のコースの特徴は植物が秘める治癒力を引き出すことを大切にしていること。どんな方法がいいかは意見の分かれるところですが、製剤を均一化して誰でも使えるようにしてしまうよりは、専門家として自然なままのものを使いこなすことを勉強しています。

機会がありましたら、ぜひaromatopiaを手に取ってみてください。
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# by saori_ishimaru | 2006-05-17 17:05 | Work

Interview:薬学系雑誌「MIL」

薬学系雑誌「MIL」の「肖像画」というコーナに取り上げて頂きました。

「MIL」は薬剤師の仕事をMission in Life天職として活躍してもらいたいというメッセージをこめて発行されている薬学生、薬剤師向けの情報誌です。その中の薬局、病院という枠にとらわれずに活躍している薬剤師を紹介するコーナーです。

インタビューを受けながら、薬学部への進学を決めた理由や在学中のサークル活動、就職活動時の様子、ハーブ医学の道を選んだいきさつなど、遠い記憶をたどりながら初心を刻み直した気がします。自分自身を振り返るいい機会でした。

近年、私の母校・東邦大では学生さんや卒業生向けにアロマセラピーやハーブ医学関係の講座を開いています。薬剤師さんの関心もこの分野に徐々に向けられてきたようです。

私の師・林氏は同じ大学を卒業した薬剤師。彼がハーブや精油を扱う会社グリーンフラスコを設立した20年前と比べて、時代はゆっくりだけれど変わってきているようです。

紹介していただいた号の「MIL」は4月中旬発行で、全国の病院・薬局・ドラッグストア、薬学部、高校の進路指導室などに無料配布されるそうです。日本の薬学部や薬剤師さんの活躍に関する記事の他、ドイツ便りのコーナーもお薦めです。

見かけたら、手にとってみてください。

a0057830_0562444.gif薬学生・薬剤師の声を聞いてください。
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# by saori_ishimaru | 2006-04-20 20:53 | Work

Messege: 雪が溶けたらどうなるの?

学生時代に恩師が話してくれた「患者さん中心の医療」の一例について、書きたいと思います。とても単純なことだけれど、今も心に残っています。

「雪が溶けたらどうなるか?」という質問を薬学生にすると...

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# by saori_ishimaru | 2006-04-12 06:21 | Body&Mind

Discussion: ハーブレメディとは

無意識に使っていた「レメディRemedy」という言葉。外来語として定着しているけれど、何をさしているのかはピンとこないという言葉のひとつのようです。

ハーブ医学だけでなく、ホメオパシーやフラワーレメディでも使われています。

昨年、スコットランド日本人会で行ったハーブのセミナーでも、「レメディ」は日本語では何を指しているんですかという質問がありました。日本語にぴったりする言葉は見当たらず、だからこそ外来語になってしまったのだと思います。

その意味するところですが...
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# by saori_ishimaru | 2006-04-09 15:48 | Herbal remedies

Herb: ワイルドガーリック Wild garlic

スコットランドの春は不安定な天気がつきもので、一日に晴天、雨、雹が混じり、天気予報は当てになりません。風が強く、冬のコートを着ている人もまだ多く見られます。そんな冬の寒さが残ったスコットランドで、芽を出し始めた春の植物を収穫しました。

先日冷たい風がさす中、ワイルドガーリックWorld garlic; Allium ursinumの新芽を摘みに郊外の森に行って来ました。この植物は少し薄暗く、湿っぽいくらいの所に、一面を覆うように群生しています (写真は近いうちに載せます)。

花がついていないとスズランと似ていますが、ちぎってみればガーリックの様な強い香りを放ち、すぐに区別できます(スズランは心臓に毒なので食べないでください)。スズランは葉にどちらかというと光沢があり、筋張っているので区別ができます。

たっぷり摘んできたワイルドガーリックは、ハーブレメディと食材の両方に使われました。レメディは葉を生のままグリセリンにつけ込んで、グリセリンティンクチャーを作っています。出来上がると日常使いのできる強壮剤としてとても便利です。

そして、韮(ニラ)の様にお味噌汁の具にしたり、炒め物にも使えます。ニラがほとんど手に入らないスコットランドでは貴重な食材でもある優れものです。
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# by saori_ishimaru | 2006-04-09 05:04 | Herbs

External: 軟膏レシピ 1

軟膏Ointmentはオイルベースの剤型で、植物油Fixed vegetable oil(浸出油Infused oil)、ミツロウBees wax、シアバター、カカオバターCacao butterなどに、目的に合わせて精油Essential oilsを混ぜて作るのが基本です。

個人的にはミツロウの甘さと仕上がりが好きで、軟膏作りには常にミツロウ(*1)が欠かせません。(私のコースでは純植物性のもののみを使うのが基本でミツロウの代わりにカカオバターを勧めていますが・・・)

今回は顔につける用の軟膏。
以前は、軟膏を顔につけるのと、クリームと違ってべたべたするので抵抗がありましたが、あまりの寒さでカサカサになってしまうのを避けるため(エジンバラは今日も軽く雪が降り、刺すように寒いです!)、バリア効果(*2)のある軟膏を作りました。

レシピは・・・
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# by saori_ishimaru | 2006-03-06 05:12 | Herbal remedies

Discussion/External: 紫雲膏

華岡青洲の創案である「紫雲膏」は当帰Angelica acutilobaと紫根Lithospermum erythrorhizonに胡麻油とミツロウを加えて作る軟膏です。私は冬には特に、ひび、あかぎれ、しもやけに小さい時からお世話になっています。

昨年帰国した際に母校を訪ねたら、たまたま学生さんの製剤実習でこの紫雲膏を作っていました。今も変わらず実習で精油を抽出したり、錠剤や軟膏をつくったりしているのを知ってうれしくおもいました。薬剤師になってからこんな風に薬剤を作ることはなかなかないでしょうが(ちなみに紫雲膏は薬局製剤指針に収載されています)、技として覚えていて欲しいです。

この軟膏とハーブ医学での軟膏の作り方などを比べてみました。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-24 16:32 | Herbal remedies

External: 手浴、足浴

フランスのヒーラー、モーリス・メッセゲMaurice Messegueは著書Health Secrets of Plants and Herbsの中で、足浴・手浴Foot bath/ hand bathをもっとも効果が高い治療法のひとつとして薦めています。
(日本語には「モーリス・メッセゲの薬草療法」という題で翻訳されています。)

実際に彼の指示に従って足浴をしてみました。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-23 23:11 | Herbal remedies

Herbalist:Carol Rogers

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The Women's guide to Herbal Medicine」の著者であるCarol Rogersの授業がありました。

彼女は1987年からメディカルハーバリストとして仕事をしていますが、卒業後、婦人科医の元で研修をし、専門は産婦人科系です。今は一般診療の他に、更年期クリニックを開いているそうです。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-22 19:25 | Herbal Medicine

Herb:チリペッパーにこめられたメッセージ

チリペッパーを上手につかって心を温めてくれるフェアトレードチョコレート・その名もアヒチョコ。去年の暮れにセミナーをしたグリーンフラスコで見つけましたが、巡り巡って今エクアドルのチョコにこめられたメッセージを受け取りました。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-16 17:07 | Herbs

Book:「毒草の誘惑」

「毒草」という言葉を口に出すと、まるで「麻薬」か「毒薬」とでも言ったかのように冷たい視線を受けることがあります。「毒草の誘惑」(植松黎著)は「毒草」の汚名を晴らすべく、民族植物学的な視点から、毒草と呼ばれている植物を紹介しています。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-12 04:51 | Books