Interview:薬学系雑誌「MIL」

薬学系雑誌「MIL」の「肖像画」というコーナに取り上げて頂きました。

「MIL」は薬剤師の仕事をMission in Life天職として活躍してもらいたいというメッセージをこめて発行されている薬学生、薬剤師向けの情報誌です。その中の薬局、病院という枠にとらわれずに活躍している薬剤師を紹介するコーナーです。

インタビューを受けながら、薬学部への進学を決めた理由や在学中のサークル活動、就職活動時の様子、ハーブ医学の道を選んだいきさつなど、遠い記憶をたどりながら初心を刻み直した気がします。自分自身を振り返るいい機会でした。

近年、私の母校・東邦大では学生さんや卒業生向けにアロマセラピーやハーブ医学関係の講座を開いています。薬剤師さんの関心もこの分野に徐々に向けられてきたようです。

私の師・林氏は同じ大学を卒業した薬剤師。彼がハーブや精油を扱う会社グリーンフラスコを設立した20年前と比べて、時代はゆっくりだけれど変わってきているようです。

紹介していただいた号の「MIL」は4月中旬発行で、全国の病院・薬局・ドラッグストア、薬学部、高校の進路指導室などに無料配布されるそうです。日本の薬学部や薬剤師さんの活躍に関する記事の他、ドイツ便りのコーナーもお薦めです。

見かけたら、手にとってみてください。

a0057830_0562444.gif薬学生・薬剤師の声を聞いてください。
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# by saori_ishimaru | 2006-04-20 20:53 | Work

Messege: 雪が溶けたらどうなるの?

学生時代に恩師が話してくれた「患者さん中心の医療」の一例について、書きたいと思います。とても単純なことだけれど、今も心に残っています。

「雪が溶けたらどうなるか?」という質問を薬学生にすると...

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# by saori_ishimaru | 2006-04-12 06:21 | Body&Mind

Discussion: ハーブレメディとは

無意識に使っていた「レメディRemedy」という言葉。外来語として定着しているけれど、何をさしているのかはピンとこないという言葉のひとつのようです。

ハーブ医学だけでなく、ホメオパシーやフラワーレメディでも使われています。

昨年、スコットランド日本人会で行ったハーブのセミナーでも、「レメディ」は日本語では何を指しているんですかという質問がありました。日本語にぴったりする言葉は見当たらず、だからこそ外来語になってしまったのだと思います。

その意味するところですが...
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# by saori_ishimaru | 2006-04-09 15:48 | Herbal remedies

Herb: ワイルドガーリック Wild garlic

スコットランドの春は不安定な天気がつきもので、一日に晴天、雨、雹が混じり、天気予報は当てになりません。風が強く、冬のコートを着ている人もまだ多く見られます。そんな冬の寒さが残ったスコットランドで、芽を出し始めた春の植物を収穫しました。

先日冷たい風がさす中、ワイルドガーリックWorld garlic; Allium ursinumの新芽を摘みに郊外の森に行って来ました。この植物は少し薄暗く、湿っぽいくらいの所に、一面を覆うように群生しています (写真は近いうちに載せます)。

花がついていないとスズランと似ていますが、ちぎってみればガーリックの様な強い香りを放ち、すぐに区別できます(スズランは心臓に毒なので食べないでください)。スズランは葉にどちらかというと光沢があり、筋張っているので区別ができます。

たっぷり摘んできたワイルドガーリックは、ハーブレメディと食材の両方に使われました。レメディは葉を生のままグリセリンにつけ込んで、グリセリンティンクチャーを作っています。出来上がると日常使いのできる強壮剤としてとても便利です。

そして、韮(ニラ)の様にお味噌汁の具にしたり、炒め物にも使えます。ニラがほとんど手に入らないスコットランドでは貴重な食材でもある優れものです。
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# by saori_ishimaru | 2006-04-09 05:04 | Herbs

External: 軟膏レシピ 1

軟膏Ointmentはオイルベースの剤型で、植物油Fixed vegetable oil(浸出油Infused oil)、ミツロウBees wax、シアバター、カカオバターCacao butterなどに、目的に合わせて精油Essential oilsを混ぜて作るのが基本です。

個人的にはミツロウの甘さと仕上がりが好きで、軟膏作りには常にミツロウ(*1)が欠かせません。(私のコースでは純植物性のもののみを使うのが基本でミツロウの代わりにカカオバターを勧めていますが・・・)

今回は顔につける用の軟膏。
以前は、軟膏を顔につけるのと、クリームと違ってべたべたするので抵抗がありましたが、あまりの寒さでカサカサになってしまうのを避けるため(エジンバラは今日も軽く雪が降り、刺すように寒いです!)、バリア効果(*2)のある軟膏を作りました。

レシピは・・・
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# by saori_ishimaru | 2006-03-06 05:12 | Herbal remedies

Discussion/External: 紫雲膏

華岡青洲の創案である「紫雲膏」は当帰Angelica acutilobaと紫根Lithospermum erythrorhizonに胡麻油とミツロウを加えて作る軟膏です。私は冬には特に、ひび、あかぎれ、しもやけに小さい時からお世話になっています。

昨年帰国した際に母校を訪ねたら、たまたま学生さんの製剤実習でこの紫雲膏を作っていました。今も変わらず実習で精油を抽出したり、錠剤や軟膏をつくったりしているのを知ってうれしくおもいました。薬剤師になってからこんな風に薬剤を作ることはなかなかないでしょうが(ちなみに紫雲膏は薬局製剤指針に収載されています)、技として覚えていて欲しいです。

この軟膏とハーブ医学での軟膏の作り方などを比べてみました。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-24 16:32 | Herbal remedies

External: 手浴、足浴

フランスのヒーラー、モーリス・メッセゲMaurice Messegueは著書Health Secrets of Plants and Herbsの中で、足浴・手浴Foot bath/ hand bathをもっとも効果が高い治療法のひとつとして薦めています。
(日本語には「モーリス・メッセゲの薬草療法」という題で翻訳されています。)

実際に彼の指示に従って足浴をしてみました。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-23 23:11 | Herbal remedies

Herbalist:Carol Rogers

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The Women's guide to Herbal Medicine」の著者であるCarol Rogersの授業がありました。

彼女は1987年からメディカルハーバリストとして仕事をしていますが、卒業後、婦人科医の元で研修をし、専門は産婦人科系です。今は一般診療の他に、更年期クリニックを開いているそうです。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-22 19:25 | Herbal Medicine

Herb:チリペッパーにこめられたメッセージ

チリペッパーを上手につかって心を温めてくれるフェアトレードチョコレート・その名もアヒチョコ。去年の暮れにセミナーをしたグリーンフラスコで見つけましたが、巡り巡って今エクアドルのチョコにこめられたメッセージを受け取りました。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-16 17:07 | Herbs

Book:「毒草の誘惑」

「毒草」という言葉を口に出すと、まるで「麻薬」か「毒薬」とでも言ったかのように冷たい視線を受けることがあります。「毒草の誘惑」(植松黎著)は「毒草」の汚名を晴らすべく、民族植物学的な視点から、毒草と呼ばれている植物を紹介しています。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-12 04:51 | Books

TV program:Alternative Medicine - Herbal Medicine

BBCのTVシリーズ「Alternative Medicine」は、今週は「ハーブ医学 Herbal Medicine」について取り上げていました。

レポーターの科学者はハーブ医学の効果について疑ってかかっていましたが、最終的にはこのシリーズ始まって以来の前向きな結論が述べられました。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-09 06:59 | Herbal Medicine

TV probram:Alternative Medicine - Healing

BBCで「Alternative Medicine」という連続の特集をやっていますが、昨夜は「Healing」について検証されていました。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-02 06:54 | Body&Mind

Item: 布ナプキン

以前から気になっていた布ナプキンを、お正月に帰国した際に購入してきました。メード・イン・アースというオーガニックコットン製品と天然石鹸を扱っている会社のものです。(どんな仕組みになっているのかなど興味のある方はこちらへ)私は「昼用セット」というホルダー1枚とパッド2枚がセットになったものをもっています。

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# by saori_ishimaru | 2006-02-01 04:47 | Body&Mind

Report: クリスマスチャリティーの報告

2005年11、12月を通して協力していただいたクリスマスチャリティーの総額は32ポンド(約6400円)でした。責任を持ってUNICEFに送らせていただきました。

ありがとうございました。
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# by saori_ishimaru | 2006-01-26 17:29 | Work

Internal/External: グリセリンチンキ剤

2005年クリスマスに東京で開いたセミナーに寄せられた質問の回答です。セミナーでは、マリーゴールドCalendula officinalisの浸剤(ハーブティー)、25%、90%チンキ剤、グリセリンチンキ剤、浸出油、クリーム、軟膏を実際に試飲したり、比較して頂きました。

・グリセリンチンキとアルコールチンキでは、抽出する成分としてどのような違いがあるのか?

・グリセリンチンキの具体的なレシピ

回答は...
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# by saori_ishimaru | 2006-01-26 17:20 | Herbal remedies

Book Pablisher: FLoris Books

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FLoris books
はエジンバラにある出版社。

シュタイナー関係や代替療法を勉強していると、このロゴの本を手にとることも多いと思う。この分野に定評があります。他にも
・ 宗教(主にキリスト教)とスピリチュアリティ
・心と体と精神
・オーガニック(有機栽培)
・子供の健康と発達
・子供の絵本
に関する本を出版しています。
子供の絵本は柔らかいタッチの挿絵が入っていて、きれいなものばかりです。

私のお奨めは、ライフログにも載せている
’Exhale' by Gunnel Minett:呼吸と呼吸法の役割について系統立てて説明していて、さらに多くのエクササイズが紹介されています。心と体の健康に。

‘Healing Massage' by Julia Woodfield:ベビーマッサージの基本書。両親と赤ちゃんの関係を確立するツールとして紹介されています。著者はハーバリストでもあります。

’Vaccination' by Dr. Hans-Peter Studer:両親が自分の子供に予防接種を受けさせるかという選択をするときのガイドとしてかかれたものです。代替の予防方や利点についてもかかれています。

エジンバラではグラスマーケットGrass MarketのHelios Fountainで購入できます。Floris BooksのWeb上でも購入できます。
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# by saori_ishimaru | 2006-01-24 03:36 | Books

Book:「オニババ化する女たち」

「オニババ化する女たち」(三砂ちづる著)
オニババって、昔話にでてくる山にこもっていて通りすがりの旅人を襲ってしまうあのオニババです。著者によると、あれは昔女性としての性を楽しめない年を重ね、山に追いやられた女性であり、今の日本女性はこのままではどんどんオニババ化し兼ねないといっています。

副題にもあるように「女性の身体性を取り戻そう」というのが、メッセージです。語り継がれていくべき「性」の話ってこういうことだったのかと目からうろこが落ちました。

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# by saori_ishimaru | 2006-01-22 18:38 | Books

Book:「えらぶお産」

女性として生まれてきてことを心から楽しもうって提案してくれているのが、 「えらぶお産」(大葉ナナコ著)。お産に関する不安を吹き飛ばして、心と体の準備、どうやって生みたいかなどなどバースコーディネーターとして5回の出産経験を交えて語っています。

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# by saori_ishimaru | 2006-01-21 15:03 | Books

Book:「からだの自然治癒力を引き出す食事と手当て」

大森かずえさんの「からだの自然治癒力を引き出す食事と手当て」は、食べ物がもつ陰陽のバランスを考え、組み合わせや調理法方によって季節や体質にあった食事を取れるような提案をしています。

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# by saori_ishimaru | 2006-01-20 00:44 | Books

Discussioon: 食べ方・生き方

仁野先生の「ヴェジタリアンは太っている?」を読んで、思ったことを書いてみたいと思います。

もともと狩猟民族だったから、ヨーロッパではヴェジタリアンという歴史が短いんだということ。だから、ベジタリアン・ヴィーガンたちに偏食が多いのかととっても納得。野菜や穀物に加え、海藻や大豆食品を取りいれてないと、食材が豊かでないし確かに味気ないかも。

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# by saori_ishimaru | 2006-01-20 00:35 | Diet