herb:ローゼル Hibiscus sabdariffa

夏の終わりにローゼル Hibiscus sabdariffaの収穫をしました。日本では、ハイビスカスという名前でもよく知られているハーブです。ローゼルは、夏の盛りを過ぎた頃から、淡いピンクのお花をつけます。
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ローゼルの使用部位は咢。お花を裏から覗き込んでみると見えるこの赤い咢を使います。お花が終わり咢に隠れた種の莢が膨らんできたら、収穫のサインです。
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収穫したばかりの咢。真っ赤でツヤツヤ。夏の太陽をたくさん浴びた証です。この咢から、中心にある種の莢を取り出し、乾燥します。
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お花を見てピンときた方もいるかと思いますが、オクラと同じ仲間で、アオイ科の植物です。種の莢も、オクラのようにちょっとネバネバしています。
gardening diary:ハイビスカスの収穫もあわせてどうぞ!

ちなみにこちらが、亜熱帯から熱帯地方でみられる一般的なハイビスカス。
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ローゼルは、ハーブティーを入れると、赤い色が映えてとてもきれいです。私もハチミツに漬けたり、ジャムのように煮込んだりして、お料理にも活用しています。
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そんなローゼルをつかったステキな一品、ローゼルパイ。島のマクロビスイーツ屋さん・tsumugiさんの作です。お味は酸味と甘味がほどよく、絶品です!
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奄美でおすすめのマクロビスイーツ屋さんです。うちからは、1時間程ドライブして、海上タクシーに乗り換えて、さらに少しドライブしたところにあるので、私もなかなか食べることができません。うれしいことに郵送をしてくれます。島外への発送もしているので、ぜひ!a0057830_208461.jpg 

tsumugi
加計呂麻島・瀬戸内町押角452-3
tel 080-5527-4910
営業時間 土・日のみ 11:00~夕方
サイト→

*マクロビオティックのスイーツ(加計呂麻島のパッションフルーツやパイナップルなどをつかったクッキー、パイなど)の他、天然酵母のパンや玄米菜食のお食事BOXなども販売しています。
*秋のおやつBOXはおいしそう!→
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# by Saori_Ishimaru | 2013-10-29 21:28 | Herbs

herb: チコリー Cichorium intibus

チコリーCichorium intibus と聞いて思い浮かぶのはなんでしょう?
野菜としてのチコリー?爽健美茶に含まれる薬草?
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チコリーはひょろっとした茎に青紫色の花をつけます。やや暖かみのあるパンジーやラベンダーの紫に比べると、チコリーやボリッジはクールなイメージです。かわいらしいお花ですが、クールでハンサムなイメージもあります。
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私がチコリーを使うのは、代替コーヒーとしてです。カフェインを含まない代替コーヒーでは、タンポポ根が一番よく知られているいますが、そのタンポポと一緒にブレンドされていたり、大麦(barley)とブレンドされているものが市販されています。チコリーコーヒーに使うのは根です。お花が終わって、茎が枯れた頃に収穫します。
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作り方は簡単。1)収穫した根は泥を落とし、しっかり洗い、薄くスライスしてから乾燥させます。2)カラカラに乾燥したら、フライパンで香ばしくなるまで煎ります。3)コーヒー豆用のブレンダーで挽きます。このままでもおいしいですが、スパイスミルクコーヒー(?ティー)にしてもよいです。いつもはハチミツを足していますが、メイプルシロップもおいしいと聞きました。
ぜひ、色々試してみて下さい!
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# by Saori_Ishimaru | 2013-10-23 12:17 | Herbs

10/30〜第12期グリーンフラスコオンラインスクール「英国ハーブ医学ケーススタディ100講座」

2013年10月開講のグリーンフラスコ・オンラインスクール 第12期英国ハーブ医学ケーススタディ100講座のご案内です。

2008年秋に開講して5年に渡ってご提供してきた「英国ハーブ医学ケーススタディ100講座」でしたが、今期の募集が最後になるそうです。グリーンフラスコのサイトリニューアルに合わせて、中止されることととなりました(再開予定はあるそうですが、時期は不明だそうです...)。
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この講座で取り挙げるケース(症例)は、私自身が英国で実際に臨床実習中に診察を担当した患者さんのケースに基づいています。そのため、日本では馴染みのないハーブが取り上げられたり、また宗教や民族という背景によるライフスタイルの違いというギャップもあります。そんなところも合わせて、英国ハーブ医学を垣間みたいという方にお薦めです。

こちらの講座はオンライン講座なので、ご自分のペースで、都合のつく時間に進めていただくことができます。月に2度、10例ずつのケーススタディが更新され、まずご自身で取り組んでいただき、次回解説をみながら理解を深めていただくというものです。10例のうち3例は課題として提出していただきます。

受講に際しての必須条件はありませんが、ハーブについての基礎知識をお持ちの方が対象です。初心者の方にも取り組みやすいように、今月からグリーンフラスコ オンラインスクールで、イントロダクションに当たる「はじめての英国ハーブ医学」(毎月開催)も別途、始まりました。また、本講座中にも、一部のケースには、段階的に学べるインディケーターをつけています。

身につけたハーブの知識をどのように応用すばいいか模索している方に向いています。
1)キーワードでハーブを選んでしまう方→ホリスティックな視点でハーブを選択する練習には、ケーススタディ形式が最適です!
2)どんなハーブをブレンド/併用すれば良いのかわからない方→ハーブのブレンドは10人いれば10通りあるものです。まずはご自身で課題に取り組み、後で更新される回答例を参考に学ぶことができます。
3)ハーブをあまり使ったことがない方→ブレンド/レシピ作成を繰り返しすることで、内服・外用でのバリエーションが増えてきます。

*お問い合わせはグリーンフラスコまで
*2013年10月期は、モニター募集価格(通常の受講料から5万円割引)で受講できます。この機会お見逃しなく!
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# by Saori_Ishimaru | 2013-10-01 21:00 | Work

ハーブOTC医薬品「アンチスタックス」

2013年6月に発売された、注目の日本初ハーブOTC医薬品「アンチスタックス」。

何が注目かというと、セルフメディケーションを促進しているOTC医薬品に、ハーブ製品がラインナップされた画期的な第1号なのです。OTC医薬品(一般用医薬品)は、薬局やドラッグストアにて、医師の処方箋なしで購入できる分類の医薬品です。WHO(世界保健機関)でも推奨しているセルフメディケーション、つまり自己管理による軽度な身体の不調(minor ailments)の手当ての選択肢に、伝統療法やサプリメント摂取としてだけでなく、OTC医薬品としてもハーブが仲間入りしたことになります。
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アンチスタックスは、OTC医薬品の中でも第1類医薬品に分類されていて、薬剤師が書面を用いた情報提供をした上で、販売されることが義務付けられています。これは、ハーブOTC医薬品は副作用のリスクが大きいという意味ではなく、国内において医薬品としての実績がないため、安全を期して取られている措置です。

アンチスタックスには、赤ブドウ(Vitis vinifera)葉の乾燥エキス混合物が入っていて、服用の目的は足のむくみを改善をうたっています。医薬品なので、下記の症状に当てはまる場合に、用法・用量を守って服用して下さい。
効能・効果:
軽度の静脈還流障害(静脈の血流が滞ること)による次の諸症状の改善:
足(ふくらはぎ、足首など)のむくみ、むくみに伴う足のだるさ・重さ・疲れ・つっぱり感・痛み
用法・用量:
次の1回量を1日1回、朝に水又はぬるま湯にて服用してください。
1回量 成人(20歳以上)2カプセル/20歳未満は服用しないこと
*食前・食後にかかわらず服用できます。

足のむくみやだるさは特に女性に多い症状なので、試してみたいと思った方がいらっしゃるとおもいます。むくみの原因は様々で、心臓、腎臓、肝臓などの疾患や、血管・リンパ系など障害による場合もあるので、購入の際には薬剤師によく相談して下さい。

また、アンチスタックスは小さい方の包装が40カプセル入りで約3週間服用できます。もし、3週間経っても症状に変化がない場合は、他の原因がむくみを引き起こしている可能性を考慮して、医師または薬剤師にご相談下さい。OTC薬の服用をする際は、自分で手当てできる症状なのかの見極めが大切です。
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中は、湿気を防ぐために10カプセルずつに小分けされています。また、直射日光による影響を防ぐために、カプセルはピンク色で遮光されています。ハーブ療法で用いられる他のカプセル剤同様、大きめのカプセルに詰め込まれていますが、服用には特に気になりませんでした。
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赤ブドウは、以前からハーブ療法で利用されていたハーブです。同じ植物を黒葡萄と呼ぶことが多いようです。
こちらの乾燥ハーブは、市販されている黒葡萄(Vitis vinifera)です。長野県で生産された葉をローストさせたものです。ハーブティーにすると、赤ワインを思わせる色がほんのりとつき、爽やかな酸味が広がり後味もよい飲みやすいものでした。ハーブティーとして服用した場合には、アンチスタックスと同様の効能効果が期待できるかは分かりませんが、ハーブ療法においても動脈と静脈を保護すると考えられています。

グリーンフラスコ J-Herbシリーズ 長野 黒葡萄→
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# by Saori_Ishimaru | 2013-09-04 10:08 | Herbal remedies

9/18〜 ワークショップ「ガーデンハーブで作る緑の薬箱」in 奄美

身近なハーブが、こころと体の健康にどのように役立つのかを学ぶワークショップです。毎回、1種類のハーブを取り上げて、ハーブティーの試飲をしながら、五感をフルに使ってハーブを楽しんでいただきます。
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日時:毎月第3水曜日 14〜15時 
2013年9月18日(水) スイートフェンネル
   10月16日(水) エキナセア
   11月20日(水) エルダーフラワー
   12月18日(水) ジャーマンカモミール
*ハーブに関する基礎知識は必要ありません。また、1回のみの参加も歓迎です。

場所:Calypso(カリプソ)in 芦徳 →

参加費:おひとり 2,000円(ハーブティー、お持ち帰りいただけるお試し用ハーブ込み)

お申し込み:herbshaven@gmail.com 又は Facebook →
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# by Saori_Ishimaru | 2013-09-02 22:12 | Work

10/1〜 新講座 グリーンフラスコオンライン講座「 はじめての英国ハーブ医学」

2013年春、東京で行なった「はじめての英国ハーブ医学」講座はおかげさまでご好評をいただいて、グリーンフラスコオンライン講座に登場することになりました。
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全2回、毎月開講という気軽に受講していただけるカリキュラムにまとめています。英国流のいくつか特徴をを学びながら、実際の活用方法をケーススタディを通して確認するスタイルを取っています。少し聞き慣れないハーブやレメディ(製剤)が出てくるかもしれませんが、使い分けの基礎を身につけてください。そして、実践してみるという次のステップにつなげてください。

以前、グリーンフラスコで開催した「はじめての英国ハーブ医学」講座には、ハーブ療法にはあまり馴染みはないけれど、日頃ハーブティーを飲んだり、ハーブをお料理に活用したり、ガーデニングを楽しんでいるという方々がいらして下さいました。

この講座でも、ハーブ療法は初めてという方を対象に、英国流のアプローチをわかりやすく解説していきます。また、グリーンフラスコ・オンラインスクールで行っている「英国ハーブ医学ケーススタディ100講座」の受講を検討中の方にもおすすめです!

カリキュラムとしては、
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第1回(総論)
①英国ハーブ医学の考え方
②ハーブレメディ(製剤)の特徴
③コラム:ガーデニング(実際に育ててみよう)
課題1

第2回(ケーススタディ 2ケース)
④ハーバルヘルスケア
⑤前回の課題回答
⑥コラム:ハーバリストを訪ねてみる
プラス課題2

*聞き慣れないハーブやハーブレメディについては、写真を多く入れてご紹介しています。
*ハーブレメディに関しては使い分けや応用の仕方を中心に説明していて、定義や作り方は含まれませんのでご了承ください。

第1回は10月1日開講。詳細は、追ってグリーンフラスコのウェブサイトでご紹介します。
グリーンフラスコ・オンライン講座→
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# by Saori_Ishimaru | 2013-08-20 09:00 | Work

botanical garden:開聞山麓香料園

鹿児島の指宿温泉のそばに、日本で一番古いといわれているハーブガーデン・開聞山麓香料園があります。

以前はフランスから輸入していたラベンダーなどの天然香料(精油)を日本でも栽培できないかと考え、昭和16年に栽培を開始したのが始まりということです。そのときには、日本各地の数カ所で様々なハーブの試験栽培が行われましたが、ラベンダーは北海道、鹿児島はローズゼラニウム(Pelargonium graveolens)、レモンユーカリ(Eucalyptus citriodora)、芳樟(Cinnamomum camphora var.nominale Hayata)などが適しているということがわかり、大規模な栽培が始まったそうです。

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開聞岳の山麓に広がる広大な土地に、精油の精製工場、見学用のハーブガーデン、ハーブ畑、ショップ、レストランが併設されています。カフェでは、こちらで取れたハーブを使ったメニューが揃っていて、ショップでは苗や精油、天然香料のみで作られた香水、ハーブティーを販売しています。
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現在のようにアロマセラピーが盛んでなかった戦前、精油は主に香水の原料として用いられていました。こちらの香料園のオーナーが面白いエピソードを聞かせて下さいました。お父様がローズゼラニウムにであったきっかけは、戦前、西洋人の友人宅で汲取式のトイレのにおい消しに使っていたよい香りだったそうです。それから早速、種を取り寄せ、栽培をしてみたとのこと。その後、ご夫婦でヨーロッパを旅行された際、様々な芳香植物に出会ったそうです。
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敷地の奥に進むと、うっそうとした緑に覆われたパッションフラワーのトンネルが見えてきます。
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その先には、マグノリアの木を中心に、花壇が広がっていました。奥に並んでいるのが芳樟です。芳樟の精油は初めてでしたが、リナロールを多く含む優しい香りです。輸入自由化が進み、合成香料や外国産の安価な香料が主流になる以前は、高級な香料として取引されていたものだそうです。園内では、樹齢60年になる大きな木を見ることもできます。
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こちらはレモンユーカリ。今はちょうどお花が終わって、実を結んだところです。高さが20から30mにまで成長するそうです。乾燥した葉からは柔らかく爽やかな香りが漂います。
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また、同じくフトモモ科で精油原料になるカユプテ(Melaleuca leucadendron)も栽培されていました。
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冬場には精油の蒸留をするそうなので、ぜひまた見学にいきたいと思っています。

*園内の写真のリンク→
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# by saori_ishimaru | 2013-07-07 08:18 | Botanical gardens

4/30〜第11期グリーンフラスコオンラインスクール「英国ハーブ医学ケーススタディ100講座」

2013年4月開講のグリーンフラスコ・オンラインスクール 第11期英国ハーブ医学ケーススタディ100講座のご案内です。
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対象は、主に中級(日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト取得者がが目安)〜上級者の方ですが、メディカルハーブの基礎を学んだ初心者の方にも取り組みやすいように、一部に段階的に学べるインディケーターをつけました。

この講座で取り挙げるケース(症例)は、私自身が英国で実際に臨床実習中に診察を担当した患者さんのケースに基づいています。そのため、日本では馴染みのないハーブが取り上げられたり、日本では考えられないくらい乱れた食生活を送っている方が登場することもあります。また、宗教や民族という背景によるライフスタイルの違いというギャップもあります(ハーブの用法については必要に応じて解説を入れています)。そんなところも合わせて、英国ハーブ医学を垣間みたいという方にお薦めです。
受講に際しての必要条件はありませんが、ハーブについての基礎知識をお持ちの方が対象です。身につけたハーブの知識をヘルスケアのツールとして深めたい方、どのように応用していけばいいか模索している方などに向いています。
1)キーワードでハーブを選んでしまう方→ホリスティックな視点でハーブを選択する練習には、ケーススタディ形式が最適です!
2)どんなハーブをブレンド/併用すれば良いのかわからない方→ハーブのブレンドは10人いれば10通りあるものです。まずはご自身で課題に取り組み、後で更新される回答例を参考に学ぶことができます。
3)ハーブをあまり使ったことがない方→ブレンド/レシピ作成を繰り返しすることで、内服・外用でのバリエーションが増えてきます。

ご自分で作ったブレンド/レシピはご自分で実際に試してみて、香りや味、体や心への作用を実感してください。自分の五感にどう響くかも大切な情報です。知識として学んだ成分や作用などを再確認できるだけでなく、使用感を知っていることもハーブ療法を継続して行うためには重要です。

*お問い合わせはグリーンフラスコまで

*今なら、モニター募集で通常の受講料から5万円割引になります。定員になり次第閉め切るようなので、ご検討中の方は早めにお申し込みください。
詳細はこちら→
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# by Saori_Ishimaru | 2013-04-03 00:00 | Work

4/12 グリーンフラスコ Tea Party

自由が丘のハーブショップ・グリーンフラスコでハーブ植え会があるということで、herbs'habenから苗と種を届けました。
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苗は、私たちが種から育てた子たち。小さな白いお花を咲かせるものや、ぐっと伸びたせいたかのっぽに黄色の花がつく子などが届けられました。種は、去年庭に育った子から収穫した奄美産です。亜熱帯でよく育つ赤い子や、イガイガの葉っぱとピンクのお花が特徴的なあの子を選びました。
気になる方はぜひ参加してみて下さい。

日時:2013年4月12日(金)14:00〜16:00
場所:グリーンフラスコ・バロンホール(東京・自由が丘)

詳細→グリーンフラスコ
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# by Saori_Ishimaru | 2013-04-02 20:18 | Herbs

3/17「はじめての英国ハーブ医学」

今回は入門編セミナーをご用意しました。「はじめての英国ハーブ医学」セミナーは、英国ではハーブをメディカルなものとしてどんな症状の時にどんな風に応用しているかというようなお話をします。

ケーススタディを使いながら、実際のメディカルハーバリストによる診察を想定して、ハーブや剤型などの処方決定、ハーブレメディ(製剤)の作成の順を追って解説します。その中で、日本では聞き慣れない・使い慣れない英国ハーブやハーブレメディについては、サンプルを試しながら理解を深めていただきます。チンキ剤や軟膏の定義や作り方は含まれませんのでご了承ください。

英国ハーブ医学に興味をお持ちの方、また、グリーンフラスコ・オンラインスクールで行っている「英国ハーブ医学ケーススタディ100講座」の受講を検討中の方にもおすすめです!

日時:2012年3月17日(日)15:00~17:00 定員になりました。 終了しました
会場:グリーンフラスコ バロンホール(自由が丘駅より徒歩5分)
講師:石丸沙織(グリーンフラスコ研究所、薬剤師・英国メディカルハーバリスト)
受講料:一般 5,250円/GOS生 4,700円

詳細→グリーンフラスコ
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# by Saori_Ishimaru | 2013-03-06 06:18 | Work

herb:ジンジャー Zingiber officinale

ターメリックの収穫で、同じショウガ科のジンジャー(ショウガ 生姜 Zingiber officinale)との特徴の違いを紹介したので、遅ればせながら今年のジンジャーの収穫の様子をお伝えします。

こちらが根を取り除き、きれいに土を払った状態です。お店で見るのはこんな状態だと思います。
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もともとは、根がたくさん生えてモシャモシャしています。
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ここで特徴の違いを見てみましょう。近づいて見るとわかりますが、根が根茎から出ているのが、ターメリックとの違いです(ターメリックは、根も根茎も植物の基部から出ています)。
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ちなみに、収穫したショウガの一部はジャムになりました。→
今年は食材として使い切ってしまったので、来年はもっとたくさん育ててグリセリンチンキ剤やパウダーなども作りたいです。
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# by Saori_Ishimaru | 2012-12-10 22:24 | Herbs

herb:エルダーベリー Sambucus nigra

一段と冷え込むようになり、体を温めてくれ風邪の引き始めにもよく使われるエルダーが活躍する季節になりました。日本ではエルダーフラワーが頻用されますが、herbs'havenのエルダー(Sambucus nigra)には、フラワーとベリーがブレンドされています。エルダーベリーを使ったことありますか?
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英国では野生のエルダーからフラワーを摘むことができます。もちろん、秋になればベリーの収穫も可能です。ベリーはきれいに乾燥させるのが難しくシロップにしていたのですが、一般的にも多くはジャム、ワインなどお料理用に加工するようです。

ハーブとしては、ルチンなどのフラボノイド、ビタミンCを含み抗酸化作用をもっているため、コレステロール値をさげたり眼精疲労にもちいられる他、免疫力を強化するといわれています。そのため、感染症による咳、風邪やインフルエンザによく使われます。エルダーフラワーのもつ発汗作用に併せてベリーの免疫強化作用を、ぜひ風邪症状の改善、特に発熱時に活用して下さい。
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a0057830_18233589.jpg今年は、クリスマスにとエルダーワイン(イギリス産)をいただきました。こちらはエルダーフラワーから作ったもの。開けた時に広がる香りが今から楽しみです:-)

*エルダーフラワーの楽しみ→

*ブレンドエルダーの他、エルダーフラワーのみ、エルダーベリーのみの販売もしていますので、お気軽にお問い合わせ下さい→
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# by saori_ishimaru | 2012-12-02 18:52 | Herbs

herb: ターメリックCurcuma longa

秋になり、根っこの収穫の時期になりました。ハーブ療法ではマシュマロー、ネトル、ダンディライオン、チコリーなどと並んで定番なのが、ターメリック(ウコン鬱金 Curcuma longa)です。亜熱帯から熱帯気候を好むということで、栽培にはピッタリの奄美大島でも収穫の時期を迎えました。

周りの土をほぐしながら、一気に引き抜くと地下部はこんな風になっています。結構しっかり根が張っているので、力一杯引き抜きました。ハーブとして使用するのは根茎です。やや小振りですが、中は鮮やかなオレンジ色です。
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根も根茎も植物の基部から出ているのが、ジンジャーとは違います(ジンジャーは根茎から根が出ています)。
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収穫した根茎は、スライスして乾燥させます。
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フレッシュのグリセリンチンキ剤も作ってみました。鮮やかな黄色がきれいです。
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# by saori_ishimaru | 2012-11-09 07:11 | Herbs

MIL連載バックナンバー「ハーブよもやまばなし」

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2009年〜2010年にかけて、薬学生・薬剤師向けの雑誌「MIL」に連載していた「ハーブよもやまばなし」のバックナンバーがオンラインで閲覧可能になりました。

「時と場所が変われば、常識が違うのは植物療法の世界でも同じ。洋の東西を問わず、世界の植物療法について考えます。」と唱い、ガーナ、フランス、カナダ、シンガポール、台湾、イギリスの植物療法の体験について書いています。

旅行に行くと、いつも地元のハーブショップやハーバリスト(植物療法家)を訪ねています。この他にもインドネシア(バリ島)やアメリカ、イタリア(フィレンチェ)、チェコ共和国、香港、アイルランド、中国などでもハーバリストを訪ねています。

今後訪ねてみたいのは、国内ではアイヌや沖縄、アーユルヴェーダの盛んなインドやスリランカ、フィンランドやスウェーデンなど北欧、ギリシャなど地中海沿岸地域です。植生も違えば、文化も風習も違いますが、意外な共通点があることも多く、毎回新たな発見でいっぱいです。

「ハーブよもやまばなし」のバックナンバーはこちら→
MIL(ファイスブック)→
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# by saori_ishimaru | 2012-11-06 21:00 | Work

メディカルハーブ販売中!

herbs'havenでは、年間をとおして50〜70種のメディカルハーブを栽培・販売しています。英国ハーブ療法でよく用いられるが、日本ではなかなか手に入らないハーブも多数取り扱っています。
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奄美大島で栽培・加工したものの他、気候の関係で栽培が困難なハーブ(リンデン、エルダー、ラベンダーなど)に関しては、海外より輸入しています。また、オーガニックの認証をとっているものは一部ですが、すべてのハーブは無農薬栽培されています。

ドライハーブの他、苗も取り揃えていますので、お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

★ご興味のある方は、カタログをご請求ください。herbshaven@gmail.comまで
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# by Saori_Ishimaru | 2012-10-24 21:50 | Work

11/10 トイレに、愛を。フォーラム2012

子どもの健康には「いいうんちといいねむり」が大事!と題して「トイレに、愛を。フォーラム2012」が開かれます。自然療法をやっているとよく言われる「よく食べて、きれいに出して、ぐっすり寝ていれば健康そのもの」という言葉は正にその通りですが、出す部分はあまり聞く機会はないと思うので、興味ある方はぜひ参加してみて下さい!

うんちって汚い?いえいえ。都会では、どこでもすぐにお水に流してしまい気に留めることもないような存在ですが、うんちは大切な健康のバロメータです。赤ちゃんの時には、健康状態を見る大切な指標でしたよね。

子育てや子どもの保育・教育に関わる人たちによると、子どもたちの寝不足、食の乱れ、運動不足、便秘など様々な声をお聞きします。私たちヒトが健康的な生活をおくるためには、寝て食べて動いて出すという当たり前のことをその人なりのリズムで日々おこなうことが大切です。

本フォーラムでは、この中でも情報が不足し、軽視されがちな「排泄と睡眠」にフォーカスし、ぐっすり眠ってスッキリ出せるからだづくりについて考えていきます。本フォーラムでは、この中でも情報が不足し、軽視されがちな「排泄と睡眠」にフォーカスし、ぐっすり眠ってスッキリ出せるからだづくりについて考えていきます。

医学的視点からの「排泄と睡眠」のメカニズムや身体への影響、子どもが笑顔になるトイレづくりの事例など、最新の情報をお届けいたします。

保護者の方はもちろん、子どもの保育や教育に関わる方、トイレ・排泄・睡眠に関わる企業の方などが対象です。主催は日本トイレ研究所
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日時:2012 年11 月10 日(土)13:00〜16:40(12:30 受付)
会場:ハロー会議室 青山/東京都港区南青山2-12-15 サイトービル4F
(以上、一部内容を書き加え、日本トイレ研究所からの案内を転記しています)
*詳細・申し込み先はこちら→
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# by Saori_Ishimaru | 2012-10-20 20:33 | Body&Mind

10/30〜 第10期英国ハーブ医学ケーススタディ100講座 開講

1012年10月開講のグリーンフラスコ・オンラインスクール 第10期英国ハーブ医学ケーススタディ100講座のご案内です。

対象は、主に中級(日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト取得者がが目安)〜上級者の方ですが、メディカルハーブの基礎を学んだ初心者の方にも取り組みやすいように、一部に段階的に学べるインディケーターをつけました。

この講座で取り挙げるケース(症例)は、私自身が英国で実際に臨床実習中に診察を担当した患者さんのケースに基づいています。そのため、日本では馴染みのないハーブが取り上げられたり、日本では考えられないくらい乱れた食生活を送っている方が登場することもあります。また、宗教や民族という背景によるライフスタイルの違いというギャップもあります(ハーブの用法については必要に応じて解説を入れています)。そんなところも合わせて、英国ハーブ医学を垣間みたいという方にお薦めです。
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受講に際しての必要条件はありませんが、ハーブについての基礎知識をお持ちの方が対象です。身につけたハーブの知識をヘルスケアのツールとして深めたい方、どのように応用していけばいいか模索している方などに向いています。
1)キーワードでハーブを選んでしまう方→ホリスティックな視点でハーブを選択する練習には、ケーススタディ形式が最適です!
2)どんなハーブをブレンド/併用すれば良いのかわからない方→ハーブのブレンドは10人いれば10通りあるものです。まずはご自身で課題に取り組み、後で更新される回答例を参考に学ぶことができます。
3)ハーブをあまり使ったことがない方→ブレンド/レシピ作成を繰り返しすることで、内服・外用でのバリエーションが増えてきます。

ご自分で作ったブレンド/レシピはご自分で実際に試してみて、香りや味、体や心への作用を実感してください。自分の五感にどう響くかも大切な情報です。知識として学んだ成分や作用などを再確認できるだけでなく、使用感を知っていることもハーブ療法を継続して行うためには重要です。

*お問い合わせはグリーンフラスコまで

*今なら、モニター募集で通常の受講料から5万円割引になります。定員になり次第閉め切るようなので、ご検討中の方は早めにお申し込みください。
詳細はこちら→

*第9期受講の皆様、もう少しで最終講評がお手元に届くと思います。楽しみにお待ちください。
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# by Saori_Ishimaru | 2012-10-19 05:53 | Work

ソトコト11月号「ONとOFF 香港薬草生活。」

a0057830_213426100.jpgソトコト11月号(10月5日(金)発売)の旅乃声に「ONとOFF 香港薬草生活。」というタイトルで、香港での日常生活の体験を薬草と絡めて書いています。

「香港と薬草」というテーマをいただいた時点で、アイデアが溢れてきて、伝えたいことはたくさんありました。最終的には、大学院の卒論で扱った「伝統」医療と「現代」医療介入というテーマを頭の片隅に置きつつ、古き良き「伝統」と「現代」の生活スタイルの上手い共存について書くことにしました。ONとOFFを使ってそれが表現できているとよいのですが。

今月号の特集「スモール・ミュージアムガイド」というのも気になります。私も個人の秘蔵コレクションが楽しめる小さな博物館(ミュージアム)巡りは大好きです。旅行に行く度に、路地を入っていたようなところにあるとっておきの博物館をを楽しんでいます。→

ソトコト、ぜひ読んでみて下さい。
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# by saori_ishimaru | 2012-10-05 22:03 | Work

visiting HK honey

7月の香港旅行の報告です。以前紹介した養蜂家・HK honeyを訪ねました。彼らは香港の喧噪が行き交う街中で蜂を飼っていて、自然の中からミツバチが消えて行くことの危惧を唱え、ワークショップやアート活動を通して警鐘しています。

訪ねたファームは工業地帯の一角にある雑居ビルの屋上に作られた空間で、工業デザイナーでもあるMichaelさんのセンスのよいデザインと色使いでまとめられていました。案内してくれたアシスタントさんも工業デザインを学んでいるインターンだそうです(写真が薄暗く、なんとなく荒れた感じがするのは、13年ぶりという大きな台風に襲われた翌日だったため。それでも日程が詰まっている私たちのために、快く案内してくれて感謝!)
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カラフルな蜂の巣箱は、先日のワークショップで子どもたちが色付けしたものだとか。その他、一般公開のファームツアーやミツロウキャンドルを使ったワークショップなども行っています。
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オフィス兼スタディオはを階段から覗いたところ。
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今回はお土産にハチミツとミツロウキャンドルを購入しました。
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ハチミツはミツロウでシールされていて、後でキャンドルとして使うこともできます。そしてこちらのミツロウキャンドルは「人」型をしていて、人権問題を支えるアムネスティ香港とのコラボで作成されたものです。どちらも使うのがもったいなくて飾ってあります:-)
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HK honey(フェイスブック)
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# by Saori_Ishimaru | 2012-08-26 14:38 | Body&Mind

book:「ハーブ占星術」

a0057830_20313823.jpg「ハーブ占星術」
エリザベス・ブルーク著
岡本翔子訳
東京堂出版

今月発売されたばかりの「ハーブ占星術」(原題 'A WOMEN'S BOOK OF HERBS')をご紹介します。視点を変えてハーブをより深く学びたいという方にはおすすめの1冊です。

ハ−ブと占星術をテーマにしたアプローチは、ニコラス・カルペパーの時代から続いていますが、この本は原題にあるように「女性」をテーマにしているのが特徴です。原本の副題には'A Witches Guide to Healing Body, Mind and Spirit'とあるように、心とからだに働きかけるハーブの可能性を学ぶことができます。

女性の深層心理にせまった「心への働き(emotional use)」の項目は、私もマテリアメディカシリーズのセミナーでいつも引用させていただいています。そして、引用されているレトロなレシプ(例えば、ハーブを枕に忍ばせるとか)や、キッチンで女性たちが作ってきた家庭用ハーブレメディのレシピで実践してみれば、ハーブをすぐに活用することもできます。

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ハーブの方が詳しくても、占星術がいまいちというところでつまづく心配はありません。もちろん深く理解するには占星術の知識があるに越したことはありませんが、それぞれ惑星のイメージとどういうハーブが重なるかを見ていくだけでも、面白いと思います。

また、占星術もあわせて勉強したいという方には、翻訳を担当された岡本翔子さんが担当する以下のセミナーをお勧めします。
*8/26 グリーンフラスコ(自由が丘)で行われる出版記念特別セミナー:岡本翔子さんの「ハーブ占星術」

*岡本翔子さんのオフィシャルブログ・星の時間 -Stella tempus
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# by Saori_Ishimaru | 2012-08-14 20:47 | Books