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漢方を保険適用で!

漢方を健康保険で使えるように署名のお願い!

「去る11月11日(水)の行政刷新会議の事業仕分け作業で、医療用漢方製剤(漢方エキス製剤・煎じ薬)を健康保険から除外する、という案が出されました。
 現在、医師の7割以上が漢方薬を使用して、国民の健康に寄与してきました。また、全国の医学部・医科大学でも医学教育の中に漢方教育が取り入れられ、日本東洋医学会で専門医教育も行われ、専門家育成も進んでいます。
 わが国が迎えている少子高齢社会の中で、われわれ国民の健康を守るためになくてはならない漢方薬・煎じ薬が健康保険で使えなくなることに、断固反対をします。」(上記ウェブサイトより)

漢方は日本伝統の植物療法として、現在、健康保険適応(一部生薬・処方を除く)で西洋医学と併用されて使用されています。既に実績もある漢方が保険適用から外れるということは、ハーブ療法など他の植物療法を含む代替医療と、西洋医学の統合を目指した試みも遠ざかるばかり。

12月4日までにまとまった数の署名が必要なそうです。賛同される方は署名活動に協力をよろしくお願いします!
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by saori_ishimaru | 2009-11-30 13:06 | Holistic Meidicine

report:aromatopia97号「国際ハーブシンポジウム・ボストン」

a0057830_20543870.jpgaromatopia最新号(97号)にWorld reportのコーナーにて「アメリカより 国際ハーブシンポジウム・ボストン」と題して、2009年6月19日(金)~21日(日)にボストン郊外で開かれたシンポジウムに参加した様子を投稿させていただきました。

以前にご紹介したレポートも併せてご覧ください。
国際ハーブシンポジウム in アメリカ その1
国際ハーブシンポジウム in アメリカ その2
国際ハーブシンポジウム in アメリカ その3

また、この号では2009年9月19日(土)に英国から恩師ベン・エドワーズ氏を招いておこなった英国ハーブ講座の報告も掲載されています。(当日は通訳として参加させていただきました)
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by saori_ishimaru | 2009-11-29 20:56 | Work

book:「Handbook of Nonprescription Drugs」

a0057830_14492240.jpg「Handbook of Nonprescription Drugs」
Rosemary R. Berardi他 著
APhA Publications

先日、母校で「一般用医薬品」の講義を担当した時に、担当の先生から教えていただいた本です。アメリカの薬学部でよくつかわれている「一般用医薬品」の講義で使われている教科書だそうです。目次をパラパラ見てみると(2004年発行第15版には)
○Botanical Medicines
○Non-botanical Natural medicines
○Homeopathic Medicines
という項目に150ページ以上が割かれていました(ちなみにこの本自体は1000ページを超える分厚い本です。Handbookとは名ばかり!?)。

さすが統合医療(代替医療)先進国アメリカですね。商品として流通しているハーブなどのサプリメントの知識をしっかり教えています。薬剤師の役割として、医薬品との併用しているサプリメント類に注意し、相互作用をチェックする必要があります。

残念ながら、手元に届いた2009年発行第16版ではずっとページがカットされてしまっていたのですが、
○Natural products
○Common Complementary and Aternative Medicine Health system
とまとめられた項目の中で、各ハーブやビタミン、ミネラル、酵素などの天然物が紹介され、代替療法についての概論が解説されていました。実務では様々なサプリメントなどを摂取している患者さんに多く接するようになりました。日本の薬学部でも積極的に教えていただきたい分野です。

お手軽に同様の情報を手に入れるには?
電子版メルクマニュアル家庭版をご存知ですか。いわゆる「家庭の医学」として、病気の基礎知識を検索することができます。
「薬についての基礎知識」という章では、市販薬の歴史的背景を紹介して、今の医薬品の規制ができてきた過程を解説しています。また、上記の書籍のように主要なハーブとサプリメントを医薬品との相互作用と併せて掲載しています。
参考に読んでみてください。
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by saori_ishimaru | 2009-11-22 14:50 | Books

meeting:ホリスティックネットワーク

19日は特別な日でした。ほぼ1年ぶり参加する地域医療ネットワークの勉強会、そしてその後にはこの日解禁になったボジョレーヌーボを楽しむ会がありました。

この勉強会には、医療従事者やセラピストが参加し、ホリスティック医療の実践を行っていくために知識を深めることを目的としています。また、地域医療に根づかせるために、9月には「みんなが繋がるホリスティック医療」という参加型イベントも開催しています。

この会にはパイオニアとしてホリスティック医学を実践されている先生方が多く参加され、知識だけでなく、その熱い思いや、病院やスタッフから理解を得られない状態でも前向きに取り組んでいる姿を目の当たりにして学ぶことが多くあります。

管理栄養師の方が、周りには「食材はオーガニック(有機栽培)で、季節の食材を使って」と理想を言える人はたくさんいるけれど、実践するのは難しい経済状態や生活環境(たとえば、仕事が忙しい)の方に適切なアドバイスができる人が少ないと。そんな方たちのことを否定するばかりでなく、どんな方にもそれぞれが実践できるアドバイスをできるか大切といわれて、嬉しかった。特に植物療法などにかかわっている方や栄養士さんにあまりそういうことを言える人は少ない。以前同じような事を聞いたのは、10年ほど前、幕内秀夫先生からだった。

それから食事法は体質によるから、「玄米がいい」「酵素を生かしたローフードがいい」と言われても飛びついてはいけないとも言っていた。私も本当にそう思っている。ローフードがはやり始めたカリフォルニアと日本やイギリスの冬を比べても違うだろうなと単純に思うけれど、どうなんだろう。植物療法のことは語ってもきりがない。栄養学は深く学びすぎないようにとも幕内先生が言っていたな。

*この会、やっぱりメインはボジョレーヌーボー解禁を祝う会だったようです。(運営をされている石橋先生のブログより

以前にも地域医療ネットワークの活動をお伝えしています。こちらも併せてどうぞ!
港北治療院でのバッチ体験会
リンパ浮腫についての勉強会
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by saori_ishimaru | 2009-11-21 15:22 | Holistic Meidicine

2009年11月~ セミナー・ワークショップ

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<東京>
11/29ハーバルヘルスケア相談(グリーンフラスコ自由が丘店)終了しました

12/15英国メディカルハーバリストと学ぶマテリアメディカ(グリーンフラスコ バロンホール・自由が丘)終了しました

2010/1/30薬剤師対象ファーマシューティカルアロマセラピー実習編(グリーンフラスコ バロンホール・自由が丘)終了しました

<茨城>
2010/1/15薬学フォーラムゆうき 仮「植物療法の実践」(しもだてアルテリオ・下館)終了しました

<大阪>
11/14英国ハーブ医学講座(グリーンフラスコ大阪校・梅田)終了しました
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by saori_ishimaru | 2009-11-20 08:18 | Work

lecture:一般用医薬品学講座

先日、母校の東邦大学薬学部で4年生の選択科目「一般用医薬品学」を担当しました。正直にいってハーブが入った一般用医薬品は一般的ではないのであえて取り上げるのもどうかと思いましたが、折角習った前期の「植物療法学」を少しでも薬剤師としての実務に近づけてもらえるように準備しました。概要を載せてみます。

●西洋ハーブ医薬品について
○ヨーロッパ各国で、一般用医薬品として薬局の売り上げの3~4割を占めるほど普及している。
○国内では、06年末にエスエス製薬を中心とした15社が厚生労働省に承認申請の簡略化を提案し、申請時の資料に海外のデータを活用できるようになった。

●西洋ハーブ医薬品のメリット
○今までサプリメントとして売られていたハーブが効能効果をうたって販売できる。
○第2類として区分されていて、薬剤師又は登録販売者による対面販売等が義務づけられる(努力義務)。消費者にとっては、他に服用している医薬品との相互作用などのチェックを受けて購入でき、安心感が広がることが期待できる。

●「パンセダン」佐藤製薬(2007年5月発売)
a0057830_10421860.jpgいらいら感・緊張感・興奮感の鎮静を目的にした「ハーブの鎮静剤」。第2類に分類される一般用医薬品です。構成しているハーブは、パッションフラワーPassiflora incarnata、ミスルトーViscum album、ホップHumulus lupulusと日本に自生するカギカズラUncaria rhynchophylla。
添付文書

●「パテックスうすぴた湿布 冷感タイプ」第一三共ヘルスケア
消炎鎮痛湿布剤。外用の第3類医薬品です。成分を見てみるとサリチル酸グリコール、lーメントール、アルニカチンキとあります。アルニカArnica montanaは、外用で創傷治癒、抗炎症、血行促進作用があり、打撲、捻挫に適応されます。この湿布の効能・効果にも筋肉痛や関節痛にならんで打撲・捻挫があります。【添付文書

●「パブロントローチAZ」大正製薬
a0057830_1194789.jpg同じく外用の第3類医薬品ですが、こちらはジャーマンカモミール由来のアズレンスルホン酸ナトリムが含有されています。アズレンの青色がついたトローチです。パッケージにはジャーマンカモミールが描かれています。【添付文書

薬局をのぞいてみると、意外とこんな西洋ハーブやハーブ成分を含んだ医薬品があります。まだまだ数は少ないですが、大きなドラッグストアに行ったときにはぜひ医薬品の棚をのぞいてみてください。どんな目的の医薬品に含まれているか、どんな成分と配合されているかなどを調べてみると面白いのではないでしょうか。
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by saori_ishimaru | 2009-11-12 10:59 | Work

読書の秋

私も参加しているブログマガジン・おひさまスタイルの秋の読書特集でブロガーによる「私の好きな本」を紹介しています。私のおすすめは「アルケミスト」パウロ・コエーリョ著。

このブックリストを見ていて気になったのは、HARCOさんおすすめの1冊。
a0057830_9214487.jpg「春の数え方」
日高敏隆著
新潮文庫
1930年生まれの学者さんが書いているのですが、よんでみると好奇心いっぱいの少年、青年の目線での昆虫、動物の観察&考察記。表紙のイメージからもわかるように気軽に読める内容です。読んでいると、生き物観察に繰り出したくなります。

いわゆる虫についてそんなによく知らないけれど、ハ−ブを育てていると遊びにくる子たちや大切なハーブを襲ってくる子がいるので無関心な訳でもありません。それぞれのハーブとの相性は気になり、時々園芸の本を読んだりガーデナーのお話に耳を傾けます。

先日、こんな子が職場のニュースになり、鱗翅(りんし)類といわれるチョウやガに興味を持ちはじめたところだったこともあり、「春の数え方」を読んでみました。
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この子はカレハガというらしく、まるで枯れ葉のような蛾です。チョウとガの違いは、一般的には止まっているときに羽を広げている方がガ、閉じている方がチョウだそうですが、この子は閉じているのにガだとか。人間が分類しようとしても、自然界のものはなかなかそうもいかないということなんだろう。
カレハガは春や夏にはどんな姿なんだろう?
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by saori_ishimaru | 2009-11-11 09:59 | Body&Mind

column:日経DIオンライン「ハーブ&アロマの知恵袋」

日経DI(Drug Information)のオンライン版でハーブ&アロマの知恵袋というコラムが始まりました。

こちらを書かれているのは、大学の先輩でメディカルサプリメントアドバイザーとしてご活躍の酒井美佐子さん。今までも、薬剤師向けの医療雑誌にハーブやアロマセラピーなどの植物療法に関する連載をされていました。今回はオンラインなので、より手軽に読んでいただけますよね。まだまだ知られていない植物療法の世界を広めるには情報発信が大切ですから。

こちらのコラムは超入門編として、書かれているとか。植物療法初心者の方も勉強中という方もどうぞ!
(ちなみにこのサイト、全文を読むにはサイトへの登録が必要です)
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by saori_ishimaru | 2009-11-09 19:51 | Body&Mind

自然・生命・人間

母校東邦大学の学祭に行ってきました。そこで東邦大学の歴史についての展示をみて、創立者の額田晋先生が書かれた「自然生命人間」(1957年発行)を初めて手にしました。

自然・生命・人間は大学の取り組んでいる精神を表している言葉だというくらいの認識でよく知らなかったけれど、実は額田先生の著書のタイトルだったのです。残念ながら、もう絶版されているようですが、額田医学生物学研究所のサイト内でその全文が紹介されていました。

心に響く言葉が多く、そして実際にこの信念が今も大学で受け継がれているのを感じます。
私の気に入ったものの一つをご紹介します。
a0057830_23112673.jpg36番

げに静かに呼吸するばかりが人生ではない
自由な朗らかな勇気をもって力強く生きよう
そして清らかな生の気をくみとろう


Surely to breathe quietly is not the whole of existence.
Let us live strongly with a courage that is free and bright.
Thereby inhaling the pure spirit of life.
A transcript of NATURE LIFE MAN by Susm Nukada (1963;Translated by Tatsuo Shibata)
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by saori_ishimaru | 2009-11-07 22:44 | Body&Mind

12/20「Lights for Rights」チャリティーイベント

先日、難民支援協会キャンペーン「Lights for Rights」についてご紹介しました。このキャンペーンに関連して勤め先のグリーンフラスコでチャリティーイベントの企画をしましたので、ご紹介します。

Lights for Rights「Lights for Rights~こころを照らす光」と題して、こころ温まるクリスマスの香りのお話をお届けします。
日時:12月20日(日)14~15時30分
会場:グリーンフラスコ・バロンホール
プログラム:①「東アフリカから届いたクリスマスの香り~フランキンセンス&ミルラ」(グリーンフラスコ代表・林真一郎)
②「Lights for Rights ~あなたの照らす光で、救われる人がいます」(難民支援協会広報部 鹿島美穂子さん)
参加費:1,000円 *参加費は全額、難民支援協会に寄付します。
詳細はこちら

また、グリーンフラスコ自由が丘店では、12月7日~20日の売り上げの一部を難民支援協会に寄付します。
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by saori_ishimaru | 2009-11-05 20:40 | Body&Mind