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Book:「月の小屋」

a0057830_2116987.jpg「月の小屋」三砂ちづる著

2016年1月から一緒にハーブワークショップをさせていただいている南の島の助産院には、 大きな本棚が置いてあって、女性やお産、子育てに関する本が所狭しと並んでいます。「女性」がキーワードの書籍は、女性のからだと心のケアと簡単に言ってしまうことができない、女性性についてのライフステージや時代に沿った変化、偏ったタブー視によってかき消されてきた性の営みや生命の育みがテーマになっているものも多く見受けられました。女性が自由になり、差し出された選択肢を選び取るための問いかけをしているものがラインナップされています。

その中で、今回お借りしたのは、三砂ちづる先生が書かれた初めての小説「月の小屋」です。
表題の「月の小屋」は、思い描いていた通りの場所でした。女性にとって温かく包み込まれるような場所です。しかし、そこへ通じる道は、現実社会では時代や世代の価値観の違いによってかき消されてしまっているのかもしれません。何をよしとするかは人それぞれですが、私たち現代の女性がもつ広い広い選択の自由の中には、そこへ通じるヒントが確かに散りばめられているのだろうな。三砂先生の著書には、現代で忘れ去られてしまった「女性らしさ、愛おしさ」を感じますが、今回もそんなことを感じた1冊でした。
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by Saori_Ishimaru | 2016-02-03 22:17 | Books

連載:Garden herbs 「バター炒めのタンポポオムレツ」

奄美大島の南海日日新聞での1年に渡るハーブについての連載が終了しました。亜熱帯のこの土地で栽培できるハーブを季節を追って、ご紹介しました。

連載をきっかけに、 様々な年代の方に親しく声をかけていただくようになり、薬局に来る患者さんからハーブの質問を受けたり、医師から勉強会に誘っていただいたり、助産院でのハーブセミナーを開くことにもなりました。この土地でも、ハーブのことが少しずつ広まっていっているようで嬉しく思っています。

最終回を飾ったのは、タンポポ、英語名はダンディライオン。本土ではどこでも見る雑草ですが、奄美では群生している数はぐっと少なく感じます。もう少し南に下った香港に住んでいた時には、自生していないため、わざわざ種から育てて苗を販売していました。

とは言っても、これからの季節みじかなハーブです。雑草として、敬遠されていますが少しは見直してもらえたでしょうか。ハーブとして用いるのは通常、葉と根ですが、花をお料理に使う方法もご紹介しました。また、シロップも美味しいので試してみてください。
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by Saori_Ishimaru | 2016-02-01 08:38 | Work